「夫婦で歩くスイスアルプス」

アヌシー市街散策

2013年4月13日。前日夕刻にジュネーヴ空港でカミさんを出迎え、一緒にバスでアヌシー市内のホテルに入りました。今日はアヌシー市街を散策することにします。国鉄駅前から南へ歩き、サント・クレール広場から旧市街に入ります。写真中央が旧市街の西端にあたるサント・クレール門。

坂道を上って高台に建つアヌシー城へ。内部は歴史博物館になっています。晴れ女のカミさんがやってきた途端、これまでの天気が嘘のような快晴の朝になりました(苦笑)。

アヌシー城のテラスからはアヌシー市街が一望できます。写真右端の建物がサン・ピエール大聖堂で、その背後の山はテット・ド・ラ・マンダラ(900m)です。

アヌシー城から見下ろすアヌシー湖(写真右)と、その対岸の山モン・ヴェリエ(1,291m)。左奥の岩山はル・パルムラン(1,832m)です。写真左端の建物は聖フランソワ教会とその背後に市庁舎、写真中央の林は湖畔の欧州庭園です。

アヌシ―城の脇に付けられたランパス・デュ・トリポの坂道を下って旧市街へ戻ります。

ル・ティウー川に架かるペリエール橋の上から、中州に建つパレ・ド・リルを間近に眺めます。アヌシーを象徴する風景として必ず出てくる構図です。

アヌシー湖近くのル・ティウー川に架かるラ・アール橋の上から旧市街を撮ったもの。写真左上がアヌシー城で、右奥に見えるのがペリエール橋とパレ・ド・リルです。

ラ・アール橋の袂に建つ聖フランソワ教会。右奥は聖モーリス教会です。

欧州庭園の湖畔に沿った遊歩道を進みます。前方に見えているのがヴァセ運河に架かる鉄製の歩道橋「ポン・デ・ザムール(恋人達の橋)」です。

欧州庭園には、18世紀末〜19世紀初に活躍した化学者クロード・ルイ・ベルトレの銅像があります。アヌシー湖畔の村タロワールの出身だと書かれていました。

近くの湖上でカヤックの練習をしている団体がいました。写真右端の小島はイル・デ・シーニュ(白鳥の島)と呼ばれているようです。

アヌシー湖の噴水越しに眺める高峰ラ・トゥルネット(2,351m)。その右はル・マムロン・ヴェール(1,986m)、ポワント・ド・ラ・ベカ(2,041m)を経て写真右端がクレ・デ・ムーシュ(2,033m)。写真左端では手前のモン・バレ(1,227m)の奥にダン・ド・ランフォン連峰(1,824m)の頭が覗いています。

ヴァセ運河沿いの遊歩道。対岸に100年以上の歴史を持つメリーゴーラウンドが見えます。前方のアルベール・ルブラン橋の右に建つ建物は文化センター「ボンリュー」。劇場や図書館に加えて観光案内所も入っています。

「ボンリュー」内の観光案内所に立ち寄ってから来た道を引き返します。上の写真とほぼ同じヴァセ運河の畔から反対方向の市庁舎を撮ったものです。

旧市街に戻り、可愛い陶器等をショッピングしながらノートル・ダム・ド・リエス教会へ。

ル・ティウー川沿いのカフェでガレットとシードルを頼んで昼食を楽しんだ後、パレ・ド・リル(写真右)の内部(牢獄跡)を見学しました。写真中央奥がペリエール橋です。

旧市街の西端付近に架かるレピュブリック橋から眺めるル・ティウー川の下流方面。左手前は19世紀に製糸工場へ水力を供給するために造られた水門です。右奥の屋根付きの河岸はコルドリエールの洗濯場跡。

駅前通りの橋から中州のサン・ジョゼフ島(写真右)へ。中州は公園になっています。右岸沿いの「ルイ・ラシュナル遊歩道」を辿って更にル・ティウー川の下流へ向かいます。

ローヌ大通りの下を潜ると、河岸に樹木が増えて静かな雰囲気になってきます。新緑の季節になれば更に綺麗でしょうね。

ル・ティウー川の左岸に渡り、鉄道橋の下を潜って進みます。行く手に見えてくる高速道路橋の下で歩道橋を渡って再び右岸へ。レピュブリック大通りを歩いてアヌシー駅方面へ戻りました。


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