投稿者: なおなお
投稿日時: 19/01/27 17:36:33
こんにちは、なおなおです。
インフルエンザが猛威を振るっており、息子→夫の順番で感染し、
今のところ娘と私は患うことなく元気にしております。
さて…遅くなりましたが、
スイス旅行の、最後の2日間の旅行記を書きます!!!
●1月3日(木)
グリンデルワルト→ラウターブルンネンへ
ラウターブルンネンからミニバスにのり、イーゼンフルーヘ!
イーゼンフルからのミニゴンドラは、ずいぶん前から乗ってみたかった憧れの地。
おーと様やハイジ様の旅行記を観ながら、夢を膨らませていた所に、やっと来られました!
ぐんぐんと高度を上げて行くにしたがって、谷からは見えなかった山々が、待っていましたっ!
とばかりに顔を出して迎えてくれました。
抜けるような青空の元、涙が出てしまうくらいのくっきりナイスビューに、✨感動✨
ズルワルトで降り立ち、私たち以外の方々はスノーシューを履いて高みを目指しています。
この時点で朝の9時過ぎでしたが、寒い寒い〜。
今までで一番の寒さです。
指先がジンジンして、耳や鼻先が痛いけれど、私は感動で胸が熱く燃えているので大丈夫!
素晴らしい景色です。
私たち以外、誰もいません。
光り輝く三山、キラキラと反射する雪の眩さが目に沁み、心に沁みます。
「あぁ…素敵。」
平坦な道を少しだけ歩き、1時間くらい過ごしました。
「今度は夏!ズルゼーまでハイキングしよう〜。」と夢を抱きつつニンマリです。
ラウターブルンネンへのバスが1時間に一本しかないことを忘れていて、のんびりしすぎ、
ミニゴンドラ乗り場までダッシュし、イーゼンフルーでもバスの運転手さんに「待って〜。」と
合図しながらダッシュして、何とか間に合いました。
(ミニバスは私たち4人しか乗車していませんでした。)
ラうターブルンネンからロープウェイでグルッチェアルプまで上がり、鉄道沿いのハイキングを
開始しました。(このコース、実は初めてです。)
アップダウンがないのかと思っていたのですが、最初は結構な登りでした。
三山に見守られながら、のんびりハイキング…またひとつ夢が叶いました。
この頃からだんだん雲が集まりだし、三山にまとわりつき始めました。
「隠れないでね…これからシルトホルン展望台だから〜。」と願いながら先を急ぎました。
ミューレンでは、かつて定宿にしていた【アルピナ】を懐かしく眺めました。
韓国の若者が沢山いましたが、日本人はほとんどいませんでした。
ロープウェイ乗り場は長蛇の列で、30分以上並びました。
ビルク→シルトホルン展望台までは、あっという間に到着しました。
13:30を回っていましたが、レストランは混んでおり、大人気のようです。
ぐるり回る展望席になんとか座ることができ、スパゲッティーやソーセージ、チキンのグリルなどを
美味しくいただきました。
留学中の大学生(男性2人)と話が弾み、「こんな生き方って、素敵だな…。」と思いました。
将来、子供たちが留学をすると言ったら快く送り出そうと心に決めました。
学生時代は夜学に通い、必死に勉強をしていたので【楽しむ】という事ができなかった私。
それはそれで、良い経験だったと自負していますが、留学することもまた、経験ですね。
ゆっくりしすぎて、アルメントフーベルからのハイキングはあきらめましたが、
ガツガツせずに、のんびりできたので良しとしましょう。
ミューレンへ下り、ウインドウショッピングをしながら散策。
可愛い小さなハンコを見つけました。
【ミニゴンドラ】【スケート靴】【ミトン】【ハリネズミ】の4つを購入。(40CHFもした!)
ミューレンから電車→ロープウェイ→電車でグリンデルワルトに戻りました。
●1月4日(金)
実質、スイスでのハイキング最終日です。
今日もお天気は快晴です。
アパートのすぐそばがバス停なので、駅まで徒歩だと10分(ずっと登り道)ですが、
バスを使うとあっという間でらくちんです。
7:19発のインターラーケン行きの電車に乗り、マイリンゲンへ。
マイリンゲンのミグロで買い物をしました。(大型店舗だったので、もっと見たかった。)
大好物のプレッツェルやバーミッセルのケーキを購入し、ロープウエイ乗り場に向かいながら、
頬張りました。(ケーキ、栗ペーストと生クリームだけでしたが、旨かった!)
一気にアルペンタワーまで登りました。
2年半前の夏に乗っているのですが、『こんなに近くに山が見えたっけ?』と思うほど、
山肌が迫って見えて、感動することしきりです。
山頂からは、皆、スキーでシュンシュン降下します。
あまりに素晴らしい長めなので、少し歩いてみることにしました。
ほぼ平らで圧雪された道を進みます。
もう、あまりにも素晴らしい眺めで、罰が当たりそうです。
一年分の運を使い果たしてしまったかのような気持ちになりました。
でも、それでもいい…そんな心境でした。
最終日は、いつも心が急降下して悲しくなってしまう私ですが、
ピクニックOKなテーブル席で、ミグロで購入したパンを食べて平常心にリセットです。
メギッスアルプまでロープウェイで下り、初めてシュリッテンをすることにしました。
夫は腰痛が再発していたのと、娘は怖がりなので拒否。
息子は念願のソリにはしゃいでします。
途中までハイキングコースとシュリッテンコースが同じルートでしたので、一緒に進みました。
さ!シュリッテン開始〜。
コントロールするのがなかなか難しく、おっかなびっくりです。
だんだん慣れてきたら、面白い、面白い!!!
こんなに楽しいこと、今までしてこなかったことが悔やまれるくらいです。
息子は…もう、有頂天です。
飛ばしすぎて、分岐点を見落としてしまいまして、ハスリベルクの街並みのほうにずいぶん
下りてきてしまってから間違えに気付きました。
泣きそうになりながらもと来た道を戻り、元のルートに戻りましたが、
思わぬタイムロスで、ハイキングしていた娘と夫のほうが先にBidmiに到着している始末。
二人にはレストランでブレイクタイムしてもらい、「もう一回だけ!」と拝み倒し、
リフト終了間際にギリギリ乗車させてもらいました。
今度は、シュリッテン専用のコースです。
あまりにも爽快すぎて、病みつきです。
息子は、半分自分の責任で道を間違えてしまったことにしょげていたのですが、ラスト1回
が実現したので、満面の笑みでした。(かわいい💛)
木製のソリは座るところも堅い木だったので、お尻がちょっと皮むけしました。
「今度は、座るところがネットみたくなっているソリにしようね。」と息子。
『今度か…来られるかな…』と涙が出そうでした。
待ってもらっていた夫と娘と合流し、マイリンゲン→インターラーケン→」グリンデルワルト
へ戻ってきたときには、とっぷり日が暮れへとへとでした。
(このあとの荷造りは、ツラかった!)
●まとめ
まず、お天気に恵まれたことが幸運でした。
それぞれの滞在先で1日は貸別荘でのんびり過ごすことを余儀なくされましたが、
ちょうど良い休息になったと思います。
日照時間が短く、麓は8:00を回ったころから明るくなり、16:00には日が陰りだし寒くなる。
夏の半分くらいのイメージなんですね。
どうしてもガツガツと欲張ってあそこもここも…となってしまいがちですが、日が沈んだら
もう、景色どころではないので、諦めがつきました。
月明りでツェルマットに滞在中は、マッターホルンを夜中でも眺めることができ、
幸せいっぱいでした。
皆に「スイス旅行で一番良かったのは、何?」と聞いてみました。
夫→「ローテンボーテンからリュッフェルベルクにハイキングが最高だった!」
娘→「チーズ臭い!」←ロートホルンから歩いて行ったレストラン室内の匂いのこと。
息子→「シュリッテーーーーーーーン!!!」
とのことでした。
私は…選ぶのが難しいですが、やっぱり、夫と同じです。
ずっとマッターホルンを仰ぎ見ながら、十分すぎるほどに整えられた圧雪コースは、
るんるん気分で歩くことができましたしね!!!
冬のスイス、貸別荘の予約が難しいことと、人気リゾートは乗り物の待ち時間と混雑に悩まされる
ことがネックになりますが、それを差し引いても余りある素晴らしいものでした。
頑張って働いて、大ヒンシュクをかっても休暇を取り、またいつの日かスイス旅行を
実現したいと思います。
【夢の3か月スイス】の前に、子供たちと訪れることができたら…
そう強く強く願いつつ、スイスの見聞を広げて準備に励みます!!!!!
では、また〜。