投稿者: おーと(管理人)
投稿日時: 19/09/26 23:19:46
我が家はスイスへ通い始めたのがなおなおさまより遅いので、とんぼの本「スイス・アルプスの旅」をはじめ、1990年代前半に刊行された書籍は持ってません。2000年頃でも書店に並んでいたスイス旅行関係の本は種類が多かったですが、我が家は余り買い集めていないんです。その頃から次第にインターネットでも情報収集しやすくなってきましたからね。
小川先生は「1990年代は未だスイスのハイキングコース情報が少なく、情報集めに苦労したが、その代わりに印税も高く、著書の分だけで充分に食えた」と仰ってました。「スイスアルプス・ハイキング案内」に掲載されている中では、ガーレンシュトックを背景にして撮ったアルベルト・ハイム小屋の写真(114ページ)がお気に入りでいらっしゃるそうです。
あと、「良い写真を撮ろうと長時間粘って待つなんてことは殆ど無いね。その場で出遭った風景をパッと撮って、移動しちゃう。その後に別の良い場面に出遭えるかも知れないでしょ」なーんて仰ってました。今でも発色の良いフィルムカメラを愛用されている由ですが、「コンパクト・デジカメでもスマホでも性能が良くなってるからね、充分ですよ。思い通りに撮れば良いんですよ」とも。
「最近は歩くのが遅くなった」と仰ってましたが、写真展の期間中ずっと立ちっ放しで来訪者の相手をしていらっしゃるんですから、お元気いっぱいですよね。