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おすすめハイキングコース (27)

【レマン湖畔】


ヴヴェ Vevey 〜 モントルー Montreux 〜 ヴィルヌーヴ Villeneuve
(約3時間)
レマン湖東部の湖岸散策コースです。瀟洒な街ヴヴェの駅前から湖に向かって歩くと市場広場Place du Marché(別名グラン・プラスGrand-Place)に出ます。毎週火・土曜に朝市が開かれる大きな広場で、湖岸からは対岸にダン・デュ・ミディ等の山々を眺めることができます。ここから湖岸を東へ少し歩くと、ヴヴェで余生を過ごしたチャップリンの銅像と、その背後に「食品博物館Alimentarium」があります。そのまま湖岸の遊歩道を進むとラ・トゥール・ド・ペ城La Tour-de-Peilz(内部は「スイス・ゲーム博物館Musée suisse du Jeu」になっています)の周囲を回り込んでヨット・ハーバーに至りますが、その先は湖岸が私有地のため行き止まりで、一旦左折して車道に出なければなりません。最寄りのバス停ボームBaumesから隣町クラランClarensの手前にあるバセBasset停留所までトロリーバスで移動するのが良いでしょう(30分ほど歩行時間を短縮できます)。ここからは再び湖岸の遊歩道が続き、モントルー市内に入ると「花咲く小道 Quais fleuris」と呼ばれるとおり、季節の花壇やモニュメントが並べられた美しい散歩道になります(写真)。春にはコブシレンギョウ等の樹木の花も綺麗です。賑やかなモントルーの中心街を過ぎると、屋根付き市場の前にフレディ・マーキュリーの大きな銅像(ポーズが決まってます)。右手に湖と対岸の山々、左手に豪華ホテルや葡萄畑を見ながら遊歩道を更に進むと、線路脇を通ってシヨン城Château de Chillonに至ります。シヨン城は内部の展示も盛り沢山なので、見学するなら時間を充分とってご覧ください。ここから終点のヴィルヌーヴの町までは湖畔の道を南下して30分ほどです。帰路は遊覧船に乗り込み、歩いてきた道を湖上から眺めるのも一興でしょう。時間が無い場合、最も美しいモントルー〜シヨン城間だけなら1時間程度で歩けます。(2002年4月・2013年4月)


ヴィルヌーヴ 〜 レ・グランジェット Les Grangettes 周遊 (約3時間)
上記ヴィルヌーヴの町の西側には、ローヌ川がレマン湖へ注ぐ河口に形成された広大な三角州の湿原「レ・グランジェット」が広がっています。ヴィルヌーヴ駅前から湖岸沿いに歩いて行くと湿原の入口看板があり、その近くに水鳥観察塔があって眺望を楽しめます。舗装道路を直進すると三角州の南側にあるノヴィル村Novilleに至り、そこから西へ進んで大運河Grand Canal(写真)を渡り、更に西側のローヌ川本流の土手へ。河口に向かって北上し、行く手に現れるを西へ渡ればブヴレ村Bouveretで、ここからバスでエーグルAigle方面へ出ることができます。橋の袂を右折して湿原を東進すれば、古ローヌ川の河口近くにあるヨット・ハーバーを経由して大運河の河口に至り、更にキャンプ場の脇から湖岸に沿った遊歩道を辿ってヴィルヌーヴの町へ戻ってきます。「レ・グランジェット」湿原内は遊歩道が縦横に走っていて方向が分かりづらいので、地図を参照しながら歩かれることをオススメします。(2013年4月)


ロシェ・ド・ネー山頂散策 Rochers de Naye (約1時間)
ロシェ・ド・ネーはレマン湖の東に聳えている山で、南海電鉄と姉妹提携しているMOB鉄道の登山電車草原に覆われた山頂直下(写真)まで手軽に上れる展望台です(始発のモントルー駅からホテル学校のあるコーCauxを経由し所要約50分)。山頂駅にはレストランやマーモットの飼育場が併設されていて、そのすぐ背後が山頂展望台ですが、尾根伝いに北へ少し歩いたところにも展望所があります(そのまま尾根を進めばグランド・ショー・ド・ネーGrande Chaux de Nayeの頂まで歩けますが、その先からジャマン駅Jaman方面へ下る道は2018年には閉鎖されていましたのでご注意ください)。西にレマン湖を見下ろし、北にダン・ド・ジャマンダン・ド・リス等の山々、東にオングラン人造湖、南にヴァリス・アルプスと360度の眺望を堪能したら、線路沿いの遊歩道を東へ進んで高山植物園「ラ・ランベルティアLa Rambertia」にも是非お立ち寄りください。岩山の斜面に世界各地の高山植物が花を咲かせています。しっかりハイキングを楽しみたい方は、山頂駅から南斜面をトラバースしてコーまで下るコース(案内標識によれば所要1時間50分)がオススメです。(2018年8月)


レ・プレイヤード Les Pléiades 〜 レ・パコ Les Paccots 〜 シャテル・サン・ドニ Châtel-St-Denis (約5時間)
レ・プレイヤードはヴヴェの北東に位置する低山で、ヴヴェ駅からブロネ村Blonay経由の登山電車(写真)で山頂近くまで上ることができます。山頂駅の近くに建つレストランのテラスからレマン湖モン・ペルラン方面の眺望を楽しんだら、その脇から南東方向へ下り、ロシェ・デ・ネー等の山々を正面に眺めつつ途中駅ラリLallyの上手で舗装道路に出ます。これを北へ進み、レ・モタルLes Motallesの駐車場からレ・トナスLes Tenassesの湿原に入って緩やかに登っていきましょう。分岐点のあるを越えた先にプランタンPrantinのアルプが広がっています。ここから左手に見える尾根一帯は5月下旬前後にナルシス(水仙)の花が一面に咲くことで有名です。尾根上の道を南下すれば山頂駅に戻れます(一周2時間程度)。プランタンから「グルメの小道Sentier Gourmand」と案内表示のある林道を東へ辿ると、フォンタナ・ダヴィFontannaz Davidの牧畜農家に至り、ここから樹林帯を北上してヴヴェーズ・ド・フェジル川Veveyse de Fégireを渡ります。シエルノ・ボクリュCierne au Bocliouの牧畜農家を経て、スキーリフト乗場のあるレ・ジョンLes Joncsを過ぎると、次第に休暇用のシャレーが増えてきてレ・パコ村に下ってきます。村からテザショーやダン・ド・リス等の山々を眺めたら、路線バスでシャテル・サン・ドニ村へ出ることができますが、牧草地レマン湖を眺めつつ遊歩道を歩いて下っても1時間ほどです。シャテル・サン・ドニ村の城郭や教会の周辺を散策したら、から電車でローザンヌ方面へ出るか、駅前発の路線バスでヴヴェへ戻りましょう。我が家は残雪の多い時期に歩いたので時間を費やしてしまいましたが、雪が無ければ4時間以内で歩けると思います。(2013年4月)


モン・ペルラン Mont Pèlerin 〜 モン・シュゾー Mont Chesau 〜 シャルドンヌ Chardonne (約4時間)
モン・ペルランはヴヴェの北西側にあるなだらかな低山で、ヴヴェ市街の西(ネスレ社の本社近く)から中腹までケーブルカーが通じています。このケーブルカーで葡萄畑の斜面を上り、コルソー村Corseauxシャルドンヌ村を経て終点のモン・ペルラン駅へ。駅の上手の道を東へ進み、高齢者用施設「ラ・メゾン・デュ・ペルランLa Maison du Pèlerin」の裏手から鉄階段を登って山道に入ります。針葉樹林帯の中を北上すると、やがてモン・ペルラン山頂に建つ電波塔「プラン・シエルPlein Ciel」(写真)が見えてきます。この電波塔には展望テラスがあり、有料エレベーターで上ることができますので是非どうぞ。山頂から西へ少し下ると草原の山腹に出て、レマン湖とその対岸にスイスフランス両国に跨って並ぶシャブレーの山々を一望することができます。この西斜面から農道を北へ進み、ラ・モリーLa Mollieの放牧場を経て、農家レストランのあるモン・シュゾーへ。その北側の分岐を左折し、防火帯のような草地の斜面を西へ下ると、シェ・レ・コンヌ地区Chez-les-Conneに出てきます。ここから西側に鉄道のモレヨン駅Moreillonも近いですが、牧草地の中を南下すると、草花の咲く遊歩道を経てクルミエールCremièresの集落に至ります。ここを右折して西へ歩けばシェーブル村方面(下記参照)。逆に左折して東への道を辿れば、森を突っ切ってから葡萄畑の上手に出て、右手にレマン湖、前方にヴヴェ市街を見下ろしつつシャルドンヌ村へ下ってきます。ケーブルカーかバスに乗ってヴヴェに下りましょう。(2013年4月)


ピュイドゥー・シェーブル駅 Puidoux-Chexbres 〜 サン・サフォラン St-Saphorin (約2時間)
スイス随一の上質白ワイン産地であるラヴォー地区の葡萄畑を歩くコースです。ピュイドゥー・シェーブル駅へはローザンヌからフリブール方面行きの電車で10分ほど。ここでヴヴェ行きの支線に乗り換えれば1駅でシェーブル村に着きますが、あいにく連絡が悪かったので我が家はこの駅から歩き始めることにしました。駅前から分かりやすい案内標識が続いていますので迷うことはありません。牧場や森の脇を通り、高速道路を潜って下っていくとシェーブル村に到着します。ワインの醸造蔵が点在していて、休日等には見学も受け付けているようです。村から道なりに下ると直ぐに葡萄畑が広がります。眼下にレマン湖を見渡す気持ちの良い散策です(写真)。道は葡萄畑の中をアップダウンを繰り返しながらシャルドンヌ村(上記参照)へ続いていますが、我が家は途中から湖畔のサン・サフォラン村へ下りました。こちらも石畳の狭い路地にワイン蔵が並んで何処となく良い香りがします。村の鉄道駅から電車でローザンヌまたはヴヴェへ帰れます。(2002年5月)


モルジュ Morges 〜 サン・シュルピス St-Sulpice (約1時間半)
モルジュの駅から南へ歩くと、マルシェ(朝市)の立つ大通りを経てレマン湖畔に出ます。晴れていれば対岸にモン・ブランを遠望できる湖畔に沿って、東へ広い遊歩道が延びています。道は公園の脇を通ったり、民家の裏庭をかすめる小道となったりして続き、やがてサン・シュルピスの町に到着します。町のシンボルとなっているのが四角錐の鐘楼を持つロマネスク様式の古い教会で、内部の剥げかけた壁画が印象的です。
遊歩道は更にローザンヌのウシーOuchy地区まで続いていますが、我が家は雨とユスリカの群れに悩まされたため、ここからバスでローザンヌ方面へ出ました。(2002年4月)



※ 各コースの標題末尾の括弧内は、歩行に要した時間です(施設の見学や休憩等に費やした時間を含んでいません)。

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