「夫婦で歩くスイスアルプス」

ギュッキスグラート尾根ハイキング

2016年9月12日。今日はニーダーホルンへ上ることにします。インターラーケン市内からトゥーン行きの路線バス(宿で貰えるゲストカードを提示すれば無料)に乗り、トゥーン湖北岸のベアーテンブッフトで下車しました。対岸に見える山は、左の端正な峰がニーゼン(2,362m)、右がシュトックホルン(2,190m)で、その間の湖畔がファウレンゼー村、シュトックホルンの手前がシュピーツの町です。

ベアーテンブッフトからケーブルカーに乗り込みます。

ケーブルカーで上ったところがベアーテンベルク。インターラーケン市内からここまで直行のポストバスも通じていますが、ポストバスにはゲストカードが効かないので、料金に大差が無いならケーブルカーにも乗りたいかなと思ってベアーテンブッフト経由のルートを選びました。ニーゼン山の右奥に見える山はトゥルネン(2,079m)で、ニーゼンの左はチッパレレホーレ(2,398m)、メッキッセレホーレ(2,348m)、ホーニーゼン(別名ビュンディホーレ、2,454m)、メンリフルー(2,652m)、クシュール(2,708m)と並び、その更に左奥に白いヴィルトホルン(3,248m)が見えています。その左はアーデルボーデン村に通じるエングストリーゲン谷を隔てて、エルジックホルン(2,341m)、グロース・ローナー(3,049m)、ゲーリホルン(2,130m)と続いています。エングストリーゲン谷の手前のトゥーン湖畔近くに見える家並みはクラッティゲン村で、ニーゼン山の手前の丘の上がエッシ村です。

ベアーテンベルクから3連式ゴンドラのロープウェイに乗り換えてニーダーホルン山頂へ。

巨大な電波塔やレストラン等が建つニーダーホルン山頂(1,963m)。電波塔の左がニーゼン山、その左がエングストリーゲン谷、写真右はシュトックホルンとトゥーン湖です。

尖った頂が印象的なシュトックホルンのズームアップ。その右にアルピグレメーレン連峰(2,096m)、オクセ(2,188m)、ビュルグレ(2,165m)、ガントリッシュ(2,175m)の峰々が並んでいます。シュトックホルンの左背後はシーベ(2,151m)、その左にカイゼルエック(2,185m)、ヴィッデルクアルム(2,174m)と続きます。写真右端手前の湖畔はアイニゲン村、シュトックホルンの麓の集落はロイティゲン村です。

ニーダーホルン山頂から南側の眺望。奥に並ぶ峰々は、左がブリュムリスアルプ連峰(左の峰がモルゲンホルン(3,623m)、中央がヴィシ・フラウ(3,650m)、右がブリュムリスアルプホルン(3,661m))で、中央がドルデンホルン(3,638m)、右がバルムホルン(3,698m)とアルテルス(3,629m)の連山を経てリンダーホルン(3,448m)です。ドルデンホルンの手前はドライシュピッツ(2,520m)。手前のトゥーン湖畔はライシゲン村です。

逆光気味の南東方向の眺望。右から順にユングフラウ(4,158m)、メンヒ(4,107m)、アイガー(3,970m)とその左肩にオックス(クライネス・フィーシャーホルン、3,895m)とフィンスターアールホルン(4,274m)、シュレックホルン(4,078m)、ベルグリシュトック(3,656m)、ヴェッターホルン(3,692m)の峰々が並んでいます。メンヒの下方がラウバーホルン(2,472m)、その左にチュッケン(2,521m)を挟んでアイガーの下方がメンリッヒェン(2,343m)、その更に左手前がシーニゲ・プラッテ(2,100m)、ベルグリシュトックの手前がウスリ・セギッサ(2,423m)。谷底に見える家並みはインターラーケンの街です。

ニーダーホルン山頂から北側に見下ろすユスティス谷。その向こう側に連なるのはシグリスヴィールグラート連峰で、最も高く聳えている左の峰がシグリスヴィーラー・ロートホルン(2,051m)、写真中央がミッタークホルン(2,014m)、右端がブルスト(1,968m)。その右は半円形に刳り抜かれたような峠ジッヒレを挟んでソルフルー連峰のシーベ(1,955m)です。

ニーダーホルン山頂から北東方向へ延びているギュッキスグラートの尾根上に遊歩道が付けられています。右手にユングフラウ方面の山々とトゥーン湖を眺めつつ歩き始めます。

ところどころに休憩用のベンチが設置されています。

遊歩道は初めのうち平坦な草原を進みますが、途中から緩やかな登りになって、行く手に見えるブルクフェルトシュタントの山頂へ続いています。

登り道に入る手前の道端にシュタインボックの家族がいました。これはお母さんかな?

こちらは双子の兄弟でしょうか。やはり子供は可愛いですね。

ブルクフェルトシュタントの中腹から歩いてきた道を振り返って。中央奥に見える電波塔が出発地点のニーダーホルン山頂です。ギュッキスグラートの尾根は一面の草原ですが、北西側は垂直の岩壁で切れ落ちています。

ブルクフェルトシュタントの中腹には、ドミニク・ミュラーという地元芸術家の木彫アート作品「クリーガー・デス・リッヒツ(光の戦士)」が据えられています。

ブルクフェルトシュタント山頂(2,063m)。ギュッキスグラートの最高地点です。

ブルクフェルトシュタント山頂から見下ろすユスティス谷とジッヒレ峠。写真右手前の頂がこれから向かうゲンメンアルプホルンです。

一旦少し下ってから尾根上の道を辿ってゲンメンアルプホルン(写真左上)に登ります。尾根道の向こう側に見えている小山はグッキヒュルリ(1,819m)で、その背後は前日に登ったアウクストマットホルン(2,137m)です。

ゲンメンアルプホルン山頂(2,061m)。写真左手前がブルクフェルトシュタント、その左奥が出発地点のニーダーホルンです。ブルクフェルトシュタントの右後方にニーゼン、ニーダーホルンの背後に遠くヴィルトホルン。写真右はユスティス谷を隔ててシグリスヴィーラー・ロートホルン、その左後方にガントリッシュと尖ったシュトックホルン。

ゲンメンアルプホルン山頂から南東側の眺望。逆光で霞んでいますが、左からシュレックホルン、フィンスターアールホルン、オックス、グローセス・フィーシャーホルン(4,049m)、アイガー、メンヒ、ユングフラウ、グレッチャーホルン(3,983m)、エブネフルー(3,962m)の峰々です。

ゲンメンアルプホルン山頂から北のジッヒレ峠方面。峠の左側がブルスト山、右側はシーベ山の右にギザギザのジーベン・ヘングステ(1,951m)が連なっています。

東側にこれから下って行くゲンメンアルプを見下ろして。写真左はホーガント連峰(左端がトローゲホルン(1,973m)、その右の最高峰がフルケギュッチ(2,197m))で、写真右手前がグッキヒュルリ、右奥がアウクストマットホルン(右隣に支峰のスッキトゥーレ(2,085m))とその左にタンホルン(2,221m)です。

ゲンメンアルプへ下る途中から振り返って眺めたゲンメンアルプホルン。下り道は急坂でしたが、道がよく整備されていて比較的楽に下山できました

石灰岩が露出したカルスト台地を通り過ぎた後、ゲンメンアルプの放牧場の中をユングフラウ等を眺めつつ緩やかに下って行きます。

樹林帯に入ってシュタントの尾根を縦走し、再び草原に出ると眼下にハプケルン村が見えました。急斜面の放牧場をまっすぐ下るのは結構足にキツかったです。写真左端がアウクストマットホルンで、写真右はハルダー尾根のローテフルー(1,730m)です。

ハプケルン村に到着。写真左の「シュポルトホテル・ハプケルン」のテラスでビール(カミさんはリヴェッラ)を飲んで休憩しました。

「シュポルトホテル」から少し北へ歩いたツォインドリ停留所(レストラン「エンツィアン」前)にここ始発のポストバスが待っていました。インターラーケンで宿に預けたスーツケースを引き取り、電車で今日から滞在するカンデルシュテーク村へ移動しました。


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