「夫婦で歩くスイスアルプス」

ヴェステンドルフ村散策

2019年1月2日。再び雪が舞う朝になりました。ヴェルグル行きの路線バスに乗り、ヴェステンドルフ村の北外れにあるミュールタール停留所で下車。線路を北側へ潜ってシュトラースホイズルの集落を西へ進みます。写真の分岐では左へ直進。右手の道はこの先どんどん上ってホーエ・ザルヴェ山頂へ通じています。

平原の中を進み、行く手に見えてきた陸橋で再び線路の南側へ。雪が激しく降っていて写真が霞んでます。

陸橋を渡ったところに礼拝堂がありました。この時は未だ気付いていなかったんですが、実はここがミュールタールで、本当はこの礼拝堂の向かいにあるシュトッカーミューレ停留所でバスを降り、先程の陸橋を北へ渡ってファイヒテンの集落を抜けて行くつもりでした。地名と停留所名が一致していないので地図を読み誤ってしまいました。


ミュールタールの礼拝堂の向かいから坂道を西へ登ると、スポーツセンターの前に出てきました。この建物の角を右折してリートの集落を進みましたが、ここでカミさんが派手に転倒し、お尻と頭を強打。昨日までより気温が下がっていて、雪の下の路面が凍っているところがあったようです。

リートの集落を抜け、池の脇を通って更に西進します。

針葉樹林帯を抜けたところに農家レストラン「アウナーホーフ」がありました。雪も降り止まないので休憩して行こうか、とカミさんに提案しましたが、転倒してテンションが下がり切ったカミさんはそういう気分でも無い様子。残念ながら素通りしました。

平原の端に建つ大きな牧畜農家「コグラーホーフ」。この裏手からホップフガルテン村方面へ下る小道がありましたが、この積雪では山道を下るのは無理です。カミさんの体調も心配なため、平原の道を周回して戻ることにしました。

「アウナーホーフ」の前から森の中の道を南へ進みました。途中で馬ソリと擦れ違いました。観光客用に走らせているもののようです。

広い車道に出て、ホルツハムの集落に入って行きます。

ヴェステンドルフ村の中心部まで歩くつもりでしたが、手前にあるゴンドラリフト「アルペンローゼンバーン」の山麓駅付近でバスがやってきたので、乗り込んで早々にキルヒベルク村へ戻りました。このゴンドラリフトはナハトゼルベルク(別名グッケンケーゲレ、1,886m)の山頂直下まで通じています。


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