「夫婦で歩くスイスアルプス」

ツィラータール中部の滝巡りハイキング

2017年8月19日。今日は終日雨天の予報なので、近場の谷底で滝巡りの散策をすることにしました。マイヤーホーフェン駅から列車に乗り、3駅目のライマッハで下車。簡素な待合所があるだけの無人駅です。


ライマッハ駅の東側に建つ「ツィラータール地方博物館」。10時の開館時刻前なので、未だひっそりしていました。

ライマッハ駅の西側を流れるツィラー川を渡り、西側の山麓へ向かいます。

山麓に建つカフェ「タールバッハ」でコーヒーをいただきました。真新しい白木造りで室内には野生動物の毛皮なんかが飾ってあり、良い雰囲気でした。

カフェの東側から滝を目指そうとしましたが道がよく分からず、西側の舗装道路を登りました。途中で鹿の親子に出遭いました。写真左奥の谷底がツェル・アム・ツィラー村です。

途中から遊歩道に入り、少し登るとタールバッハ滝がありました。まぁこんなもんかな、という規模の滝です。

タールバッハ滝の下手には立派な遊歩道が整備されてありました。本当はここを登ってきたかったんです。下って行くと、ちゃんとカフェの下手に出ました。

もう一度カフェの西側の道を登り、山裾の道を南へ進みます。広い草地を横切るところがありました。写真左手前がライマッハの集落で、その後方の緑の帯がツィラー川、その向こう側はヒッパッハ村です。

案内表示のある分岐を右折して登り、ライマッハ滝へ。こちらの滝はかなりの落差がありました。

山麓の道に戻り、ヒッパッハ村を左手に見下ろしながら更に南下します。ヒッパッハ村の背後に見える白い教会の辺りがラムザウ村です。写真左上の頂はゲルロスケーガール(1,682m)。

山裾の斜面に広がるシュヴェントベルクの集落を通過。シュナップス(ブランデー)の蒸留所が2軒ありました。

周辺の果樹園では林檎が実を付けていました。これもシュナップスの材料になるんでしょうか。

更に南下してシュヴェンダウ村の上手を通過。写真右奥はシュトックアッハの集落です。

山裾のミューレンの集落へ下ってから川沿いに西へ登り返すと、ジーダンバッハ川とホルベルクバッハ川が合流する辺りに水車小屋が建っていました。内部に粉挽き設備が展示してあります。

水車小屋から先は山道の登りですが、カミさんは行かないと言うので水車小屋に待機させ、一人で登ります。途中に「ヴィルデ・マン・シュローフェン」と書かれた岩壁がありました。

カイルケラー滝に到着。ここで出遭った男性数人のグループが「滝の下まで降りられるよ」と薦めるので行ってみました。水しぶきが凄かったです。

カイルケラー滝の近くに展望所がありました。写真中央がミューレンの集落で、その左奥の山裾がシュヴェンダウ村、その更に後方がラムザウ村です。写真左下がジーダンバッハ川とホルベルクバッハ川の合流点。洪水被害が多かったらしく、治水のために立派な護岸が設けられています。

ミューレンの集落へ戻った後、シュヴェンダウ村経由で車道に出てから再び南へ進み、ミュールバッハの集落へ。写真のラウンドアバウトの南側に「ジーダン」というピッツェリアがあり、そこで昼食をいただきました。写真右奥が冬のみ運行されているゴンドラリフト「ホルベルクバーン」の乗場です。

昼食後はツィラー川沿いの遊歩道「ツィラープロムナード」を辿りました。ところどころに木製のアート作品が置かれています。

ツィラー川沿いの小山の上に建つブルクシュローフェン礼拝堂に立ち寄りました。

ブルクシュローフェン礼拝堂の内部。美しい壁画が全面に掲げられていました。

再びツィラー河畔の道を南下してマイヤーホーフェン村まで歩きました。


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