「夫婦で歩くスイスアルプス」

シャフハウゼンからラインの滝へ

2018年5月6日。帰国の途に就く日ですが、チューリッヒ空港を夕方に発つ便なので昼過ぎまで時間があります。お世話になったアパートの鍵を大家さんに返却し、ラドルフツェル駅から電車をジンゲンで乗り換えシャフハウゼンへ。手荷物を駅のコインロッカーに入れ、身軽になって散策に出掛けます。日曜の朝なので旧市街の中心フロンヴァーク広場も閑散としています。写真左端がオーバー門の塔です。

中心街「フォルダーガッセ」に面した「ハウス・ツム・リッター(騎士の家)」。2階以上の壁全面に壁画が描かれた有名な建物で、1階に薬局が入っています。


旧市街から南へ歩いてライン河畔に出ました。

ライン川の右岸の遊歩道を下流へ向かって歩いて行きます。可愛い白鳥の親子に出遭いました。水の流れが意外に速く、子供達は上流へ向かって泳ぐお母さんについて行くのに必死です。

ノイハウゼン駅近くの橋で対岸のフルールリンゲンに渡ってみましたが、左岸の遊歩道は通行止めになっていました。仕方なく右岸に戻って進むと、藤の花が綺麗に咲いている一角がありました。

ラインの滝の上手にある鉄道橋の脇の歩道を通り、対岸のラウフェン城へ向かいます。

手前の切符売場で入場券を買い、ラウフェン城の中から滝見台へ下ります。

ラウフェン城から見下ろすラインの滝と滝見台。夫婦でここへ来るのは17年振りです。ちょうど中洲の岩に遊覧船が接岸しています。滝の対岸の建物は「ミューレラートハウス(水車小屋)」。

滝見台から眺めるラインの滝の激流。

滝見台は数ヶ所あり、下るにつれて滝に近づきます。

下の滝見台から間近に激流を見るとかなりの迫力があります。

滝見台の下流側に遊覧船の乗場があり、ここからも中洲の岩や対岸へ渡ることができますが、我が家は乗りませんでした。対岸に見える大きな建物はヴェルト城です。

先程と同じ鉄道橋を渡って右岸に戻り、下流へ歩きます。写真左がラウフェン城で、その右下が滝見台、写真右が中洲の岩です。

中洲の岩のズームアップ。

滝の脇に建つ「ミューレラートハウス」の水車。

右岸から眺めるラインの滝とラウフェン城。

右岸の園地から橋で渡った出島のような場所にヴェルト城が建っています。元は税関として建てられたらしい建物の内部はレストランになっていて、その隣から遊覧船が発着しています。

ここから更に下流にあるライナウ村まで歩ければと思ってましたが、滝の周辺をゆっくり観ていたら時間が無くなってきてしまいました。お腹もすいてきたので散策はここで切り上げ、右岸の高台にある鉄道駅へ向かいました。写真中央の滝の対岸がラウフェン城、写真左端が渡った鉄道橋、写真右端がヴェルト城です。

ノイハウゼン・ラインファル駅の隣に小さなカフェ「アルト・ノイフーザー・シュテューブリ」がありましたので、ここで電車の到着時刻までビール(カミさんはアプフェルヴァイン)を飲んで休憩しました。

ノイハウゼン・ラインファル駅から2階建の電車でシャフハウゼン駅へ戻り、ロッカーの手荷物を引き取ってから再び電車に乗り込んでチューリッヒ空港へ向かいました。


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