「夫婦で歩くスイスアルプス」

ビュルゲンシュトック半島 ハイキング

2004年5月3日。今朝は滞在しているアパートから眺めるウーリ・ロートシュトックのモルゲンロートが綺麗でした。良いお天気になりそうなので、ブルンネンの船着場からフィーアヴァルトシュテッテ湖の遊覧船に乗り込みます。遊覧船はゲルザウ、ベッケンリート、フィッツナウ、ヴェッギス等の美しい村々に立ち寄りながら進み、湖上からピラトゥス山やリギ山の眺めを楽しめました。

ブルンネンから2時間余りの船旅を経て、ケールジテン・ビュルゲンシュトック港に到着しました。船着場にはケーブルカーが待っていて、これに乗って山の上へ向かいます。このケーブルカーは1888年開通で、電力駆動のものとしてはスイス最古だそうです。

ビュルゲンシュトックの山上には高級リゾートホテルの「パーク・ホテル」が建っています。近くのゴルフコースを含むビュルゲンシュトックの山全体が個人オーナーの所有だと聞きました。

ホテルの北側はフィーアヴァルトシュテッテ湖を見下ろす断崖絶壁で、ここに「フェルゼンヴェーク」という遊歩道が設けられています。残念ながら整備中のため途中で閉鎖されていました(今は再開されています)。写真後方に見えているのがピラートゥス山(2,129m)です。

仕方なく一旦ホテルまで戻り、車道を東へ暫く歩いてから、樹林帯の中の道を登ってビュルゲンシュトックの頂上を目指しました。

樹林帯が途切れると間もなくタンポポの花で黄色く染まったハメッチヴァントの頂(1,128m)が見えてきました。山頂には小さなレストランがありますが、今の季節は営業していません。

ハメッチヴァントから西側の眺望。ピラートゥス山麓の湖畔に広がる家並みはヘルギスヴィールの町です。

北西方向にはルツェルンの街を一望できます。

北東にはリギ山(1,798m)が美しい姿を見せています。手前の湖畔の家並みはヴェッギスの町。半島の向こうの湾奥がキュスナハト・アム・リギの町です。

ハメッチヴァントにはフェルゼンヴェークから上がってくる屋外エレベータがあります。フェルゼンヴェークが通行止めなので運行されていませんでしたが、乗場から下を覗くと目が眩みます。

ハメッチヴァントから東へ樹林帯を下っていくと、ケンツェリでフェルゼンヴェークと合流します。その近くの展望台から東側の眺望が楽しめました。手前はウンター・ナースの半島で、対岸のオーバー・ナースとの間が湖の峡部になっています(そこを遊覧船で通ってきました)。対岸に見える家並みはフィッツナウの村です。

そのままマットグラートの尾根を東へ下ると、樹林帯を抜けて牧草地が広がってきます。湖の対岸にベッケンリート辺りの村々と背後の山々を眺めつつ、快適に進みます。

道はその後再び樹林帯に入りますが、やがて湖を見下ろすザンクト・ヨスト礼拝堂の上手に出てきます。内部に古い壁画の残る、歴史のありそうな教会を覗かせてもらいながら、休憩しました。

ザンクト・ヨスト礼拝堂から折り返すように西へ坂道を下ると、エネットビュルゲンの村が近づいてきます。尖塔が目立つ教会の内部を見学したりして時間を潰した後、教会前からポストバスに乗ってベッケンリート村へ。そこから再び遊覧船に乗り換えてブルンネンに戻りました。


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