「夫婦で歩くスイスアルプス」

クレムス市内散策

2016年5月4日。今朝は冷たい雨が降ってます。山歩きは諦めて、先ずは滞在しているヴァイセンキルヒェン村の教会へ。高台に建つ城郭のような風情で、村の規模からすれば不釣り合いなほど巨大です。それだけ豊かな村だったということでしょうか。

教会に隣接するヴァッハウ博物館も見学。15世紀の領主ハインリッヒ・タイゼンホーファーによって拡張された建物なので「タイゼンホーファーホーフ」と呼ばれているようです。

路線バスに乗ってクレムスの町へ行き、旧市街を散策しました。先ず丘の上に建つピアリスト教会へ。クレムス市内最古の教会だそうです。

ピアリスト教会からトンネルのような階段を下って聖ファイト(=聖ウィトゥス)教区教会へ。

聖ファイト教区教会の内部。

角の出窓(エルカー)が印象的なクレムス市庁舎の建物。

クレムス旧市街のメイン・ストリート、オーベレ・ラント通りの西端にあるシュタイン門。ウロウロした挙句、上手の路地に少し入ったところでイタリアン・レストランを見つけ、スパゲッティとピッツァを食べました。

昼食後、クレムス博物館へ。地元特産のワインやマスタードについての展示が充実してました。

市立公園の北縁を通って西へ進み、「風刺画美術館」に入りました。オーストリアの国内情勢には余り詳しくありませんが、それでも楽しめる作品が沢山ありました。

「風刺画美術館」の斜め前に建つ「クレムス美術館」。ここは現代美術が中心なので、普段なら余り観ようと思いませんが、「ニーダーエスターライヒ・カード」が有効だったので入りました。今日訪ねた4つの博物館・美術館はすべて「ニーダーエスターライヒ・カード」の提示で無料になりました。

クレムス門を潜ってシュタインの旧市街へ入ります。

ゲットヴァイガーホーフ。かつてゲットヴァイク修道院の所有だったことからこう呼ばれているようです。18世紀のオルガン奏者兼作曲家、ヨハン・ゲオルク・ツェヒナーが住んでいた場所らしいです。

歴史のありそうな石段を上り、高台に建つフラウエンベルク教会へ。

フラウエンベルク教会前から見下ろすシュタイン市街とドナウ川。

「ネポムクの聖ヨハネ」像が建つシュタインの市役所前広場。右の塔は聖ニコラウス教区教会で、その左奥の塔がフラウエンベルク教会です。

シュタイン旧市街の西端、リンツ門。これを抜けた先にある「リンツ門」停留所から路線バスに乗ってヴァイセンキルヒェン村へ戻りました。


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