投稿者: おーと(管理人)
投稿日時: 20/08/01 00:19:44
コロナウィルスに対する日本政府の対応は如何にもお粗末な印象ですが、結果としては諸外国と比べても大差ない感じです。強制的に経済を封鎖してウィルスを抑え込もうとした国も、そのための社会保障費用の負担に耐え切れず、経済活動の再開に踏み切って感染の再拡大を招いています。短期間でウィルスが消え去ることを夢見ていたのかも知れませんけど、そんなに都合の良い相手じゃなかったってことですね。日本政府は元々財政が破綻状態に近いですから、無いものねだりをしても始まりません。このウィルスとどうやって共存していくかを考えなければいけないんだろうと思います。
今日は職場の同僚とランチの後で行きつけの店へコーヒーを飲みに行ったところ「今日で閉店するんです」とのこと。思えば今日は月末でしたが、「先々週に急に決まって、私達も解雇なんです」と店員が言っていました。オフィスに出社するサラリーマンの数は減ってますし、出社しても外食を避ける人が多く、店側も座席数を間引いたりしているので採算が苦しいのは目に見えています。暫くは補助金等を頼って頑張っていても、感染の終息時期が見えなければ赤字を垂れ流し続けられないってことなんでしょう。これから店舗の閉鎖や事業の停止が相次いで、失業者がどんどん増えるんじゃないかという気がします。
これまで客を密に詰め込むことで効率的に運営してきたサービス業は、敢えて非効率な運営をせよと迫られています。それを持続的に可能にするためには、客単価を引き上げるしかないと思われます。我々消費者は感染リスクを抑えたいなら相応のコストを支払わねばならないということです。1,000円未満で旨い定食が食べられる新橋界隈のレストランも、数万円で海外へ連れて行ってくれるLCCも、そのうち姿を消して2倍以上の値段になるんじゃないでしょうか。それが嫌な人は、公園で弁当を食べ、近場への旅行で我慢するしかない訳です。
さて、長かった今年の梅雨も、ようやく今週末で明けそうですね。今スイスも今夏一番の熱波に襲われていて、今日のバーゼルの予想最高気温は何と37℃です。じめじめの梅雨も鬱陶しいですが、猛暑は更に辛いです。kiyaさまも熱中症にはくれぐれもお気を付けくださいませ。我が家の寝室もエアコンが壊れたままですが、隣室のエアコンを点けてドアを開け、そこから廊下を伝って流れ込むほのかな冷気で快適に眠れています。寝室を直接に冷房すると体調を崩しやすいのは奥さまのおっしゃるとおりなので、よろしければご参考になさってみてくださいまし。