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北寄りの遊歩道を辿り、ツィラータールを見下ろす展望所を経て、アホルン湖の畔を通過。綺麗に整備された池ですが「遊泳禁止」の注意書きがありました。
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前方のゲートを潜り、左手の道を進んでフィルツェンコーゲルの山腹をトラバースしていきます。フィルツェンコーゲルの頂にはここから直登するようです。
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フィルツェンコーゲルの北尾根を東へ廻り込むと、前方の山腹に目指すエーデル小屋が見えてきました(写真中央)。写真右端の標識で道が二手に分かれます。どちらへ進んでも構いませんが、我が家は直進する上手の道を選びました。下手の道は写真左に見えるホッホレーガーの牧畜小屋を経由します。
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上手の道はフィルツェンシュナイト連峰の麓を進みます。
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エーデル小屋(海抜2,238m)に到着しました。ドイツ山岳会のヴュルツブルク分会長を務めていた政治家カール・フォン・エーデルにちなんで名付けられた、1889年創立の歴史ある山小屋です。
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未だ昼食には早い時間なので、フィルツェンシュナイト連峰の東端に位置するトレッケンコップフ(2,470m)の山頂まで往復してこようと思いました。ところが、本当はカッセラー小屋方面へ向かう南側の道を登るべきだったのに、何を勘違いしたのかアホルンシュピッツェへの登山道を登ってしまいました。写真は間違いに気付いた場所からエーデル小屋(右の白い建物)を見下ろして撮ったもの。小屋の背後に連なる山がフィルツェンシュナイト連峰で、その右端がフィルツェンコップフ、その右肩にロープウェイ駅のある平原が見えます。登りたかったトレッケンコップフは写真左端の峰でしょう。フィルツェンシュナイト連峰の後方は雲に隠れていますがトリストナー(別名ヤウンシュピッツェ、2,767m)です。
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行く手に聳えるアホルンシュピッツェ(2,973m)。当然ながら半日コースで登れる山ではなく、中途半端ですがここで引き返すことにします。
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来た道をとぼとぼとエーデル小屋へ戻りました。写真左から2番目の峰がフィルツェンコップフで、その右斜面に「アホルンバーン」の山上駅が見えています。フィルツェンコップフの山麓に見えている道が小屋まで登ってきたコースです。
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フィルツェンコップフ山頂のズームアップ(写真右)。左の無名峰(2,262m)の頂にも2人のハイカーが見えます。
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エーデル小屋のテラス席でカイザーシュマーレンと林檎ジュースをいただきました。写真右上の峰がアホルンシュピッツェです。
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エーデル小屋からの帰りは下手の道を歩いてみました。こちらの方が歩いている人が多かったですが、エーデル小屋の近くが急坂なので、上手の道の方が歩きやすいように思いました。写真中央にツィラータールの谷底が見えています。
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眼下に見える池の近くまで下り切れば後は平坦な道で、後方のホッホレーガーの牧畜小屋を通り抜け、写真右端で上手の道と合流します。
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ホッホレーガーの牧畜小屋。牧畜小屋の右後方がアホルンシュピッツェで、その右に小さく見えている建物がエーデル小屋です。
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往路で通った道に合流し、右手にツィラータールの谷底を見下ろしながら「アホルンバーン」の山上駅方面へ戻ります。写真左手前がマイヤーホーフェン村で、中央の山裾がシュヴェンダウ村、右奥がヒッパッハ村。写真左上の雲に隠れている山はマルヒコップフ(2,499m)方面です。
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ツィラータールの右(東)にブラントベルク村が見えました。その背後の山はホッホフェルト(2,350m)、手前はツィラーグルント谷です。
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ゲートまで戻った後、南寄りの道を辿ってシュティルップ谷方面を眺める展望所に立ち寄りました。
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展望所から眺めるシュティルップ谷奥方面。お天気が今ひとつということもありますが、ここからは谷奥の高峰群は見えにくく、谷底の人造湖も見えません。道を間違えずにトレッケンコップフへ登っていれば眺められたかも知れないと思うと、改めて悔しさが募りました…(笑)。写真中央の峰がフロイテントゥルム(2,805m)で、その右にシュリーラーシュピッツェ(2,687m)を経てローフェルシュピッツェ(2,714m)。フロイテントゥルムの左で尖っている峰はビルベルクシュピッツェ(2,849m)です。
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アホルン小屋まで戻ってきました。写真中央に聳えているのがトリストナー、写真左端がブラーザー(2,695m)です。ロープウェイでマイヤーホーフェン村へ下山し、アパートの物置小屋で着替えや荷物の整理を済ませた後、マイヤーホーフェン駅から列車「ツィラータールバーン」に乗り込みました。途中のイェンバッハ駅でミュンヘン行き「オイロシティ」に乗り換える際、駅に隣接した「ツィラータールバーン」の観光案内所で「アクティブ・カード」を返却し、1枚あたり2ユーロのデポジットもすぐ払い戻してもらうことができました。最終日まで「アクティブ・カード」を存分に活用できて満足でした。
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