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城郭への階段の途中からハウプト広場を見下ろして。
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リンデンホーフの丘に建つラッパースヴィール城。内部は「ポーランド博物館」になっています。丘の一角では立派な角を持つダマジカの群れが飼われていました。
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リンデンホーフの丘はチューリッヒ湖に突き出た半島状の地形で、左右・前方の3方向に湖を眺められます。写真は南側の眺望。対岸のプフェッフィコンの町に向かって自動車と鉄道の走る横断堰が架かっていて、その向こうには歩行者用の木橋も見えます。写真左端がラッパースヴィール駅で、写真手前には葡萄畑が広がっています。
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城郭の隣の教会等を見学した後、木橋を通ってチューリッヒ湖の対岸へ渡ってみることにしました。元は14世紀にハプスブルク家が建造したものと言われ、ドイツ方面からアインジーデルンに向かうヤコブ巡礼道のルートになっていたようです。現在の木橋は2001年に架けられたもので、木造橋としてはスイス最長です(全長841m)。今はジョギングする人々と擦れ違うのどかな遊歩道になっています。
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対岸に渡った場所にあるフルデンの村。小さな漁村のように思えますが、礼拝堂の隣に立派なホテルが並び、ミシュランの星付きレストランもあるようです。
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フルデン村の無人駅から電車に乗ってラッパースヴィールへ戻りました。
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翌3月21日。帰国する日ですが、朝から気持の良い青空が広がっていたので、朝食前に宿の近くを散歩してみました。宿の建つケンプラーテン地区の高台に上ると、チューリッヒ湖に突き出た半島の上にラッパースヴィールの旧市街が浮かんで見えました。
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目を少し右に転じると、チューリッヒ湖に浮かぶリュッツェラウ島(写真中央)とウーフェナウ島(右)が見えます。手前の斜面は一面の葡萄畑です。昨夜楽しんだ地元産の白ワイン(ロイシュリング種)の繊細な風味もこの辺りの畑で作られているんだろうか、などと思いながら宿に戻りました。
宿を出た後は近くのケンプラーテン駅からSバーンに乗ってチューリッヒ・シュタデルホーフェン駅で下車し、チューリッヒの旧市街を散策してから空港へ向かいました。
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