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オルトシュトックの左に望むテーディ山(写真右、3,614m)。写真中央はピッツ・ウルラウン(3,359m)とビフェルテン氷河で、写真左がビフェルテンシュトック(3,419m)です。ビフェルテン氷河の下方手前はカンメルシュトック(2,124m)。写真右下の草地の中央に見える建物がこれから目指すリーター・オルトシュタフェルの農家小屋で、その右の塔のような岩はテューフェルス・キルクリと呼ばれる奇岩です。
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ビュッツィ方面へ登る道との分岐点で、歩いてきたブラウンヴァルトアルプの斜面とフォルデラー・エックシュトックを振り返って。ビュッツィ経由でレーガーヴァント上の道を歩いてみたい気もしましたが、一昨日・昨日とややハードなトレッキングが続いたためにカミさんから「今回の旅の山登りは終了!」宣言を受けてしまっていたので、諦めて直進することにします。
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緩やかに下ってオルトシュトック小屋(海抜1,772m)に到着。有名建築家ハンス・ロイツィンガーの設計によって1931年に建てられた由緒ある建物で、緩やかに湾曲した壁面が良い感じです。テラス席に座り、ブラウンヴァルト村の農場で作っているアイスクリームをいただきました。4種類あるうちバニラ味を選びましたが、美味しかったです。
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オルトシュトック小屋から南へ下り、ブレッヒ・オーバーシュタフェルの農家小屋(海抜1,602m)が近づいてきました。ここからオルトシュトックに向かって奥の樹林帯への道を進みます。写真右に見えている岩壁がレーガーヴァントで、先程の分岐でビュッツィ方面へ登れば、この上の道をオルトシュトックに向かって歩くことができました。
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樹林帯を抜けると、オルトシュトックの麓にベルゲテン湖(海抜1,622m)が現れます。夏場の今は水量が少なく、湖面一面に草が茂って沼状態になっていました。
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オルトシュトックの麓に沿ってベルゲテンのアルプを南下して行きます。行く手に見えてきたテューフェルス・キルクリの岩塔に向かってその手前の斜面を登ります。
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登るにつれて左手の眺望が開けてきます。手前の斜面に点在する家々がブラウンヴァルト村で、その右に見える谷底はリンタールの北隣の村リューティ。後方の山並みは写真中央がガントシュテック(2,315m)、その右の尖った頂がカレンシュトック(2,422m)、写真右端がクリ・ケルプフ(2,700m)です。
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歩いてきた方向を振り返って。写真右端の山がフォルデラー・エックシュトック、その左にミットレラー・エックシュトック(雲が掛かっている辺り、2,436m)とヒンテラー・エックシュトック(2,455m)、鞍部の左がベース・フーレン(2,802m)、更に左にグリセット(2,721m)です。
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テューフェルス・キルクリの岩塔(写真右、1,829m)の下方を通過して行きます。
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リーター・オルトシュタフェルの農家小屋(海抜1,731m)に到着。親戚じゅうの子供達が夏休みで来ているのか、小屋の前で子供がわんさか遊んでました。「新鮮な牛乳あります」の看板に誘われてミルクシェイクをお願いしてみると、家族の昼食を支度中だった小母さんが手を止めてすぐに持ってきてくれました。飲み終えて「幾らですか」と訊いたところ、「払おうと思ってくれる金額で良い」とのお答え。それで儲けようなんて思ってないから、という純粋なお気持ちなんでしょうが、実際にそう言われてしまうとなかなか安くは支払えないものです(笑)。営業戦略としても巧い手かも知れないなぁと思っちゃいました。
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リーター・オルトシュタフェルから東側の急坂を下ります。眼下の谷底はリンタール村。後方の山々は、写真左の尖った頂がグロース・ケルプフ(2,794m)で、そこから右へハーネンシュトック(2,561m)、カルクシュテックリ(2,500m)、ギザギザのメットレンシュテック(2,808m)、ハウスシュトック(3,158m)、フォルシュテークシュトック(写真右端、2,124m)と続いています。ハウスシュトックの下方手前の頂はベッヒカム(2,052m)です。
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急坂を下り終えると広い農道に出ます。この道は大きく蛇行しながら緩やかに下り、写真のウンター・シュタフェルの牧畜小屋(海抜1,362m)に至ります。正面の斜面に見えている家並みがブラウンヴァルト村です。
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ウンター・シュタフェルから樹林帯の急坂を下るとヌスビュール(海抜1,263m)です。ここには雰囲気の良いレストランがあります。我が家もテラス席に座り、レシュティとアプフェルヴァインを頼んで遅めの昼食を楽しみました。
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ヌスビュールとブラウンヴァルト村を隔てているブルムバッハの谷を巻くように付けられている平坦な林道を辿って帰路につきます。谷の奥ではブルムバッハ滝を眺められます。この滝の上に今日通ってきたブレッヒ・オーバーシュタフェルのアルプがあります。
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ブラウンヴァルト村の外れまで戻ってきました。ブラウンヴァルト村には自動車道が通じていないので、宿泊客の移動用に馬車が使われていて何とものんびりしたムードです。休暇用アパートに戻って暫くすると大きな雷鳴が轟き、激しい雷雨になりました。早めに戻って正解でした。
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