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エッカーホルンの南斜面から眺めるイタリア国境の山々。あいにく雲が多いですが、写真左端がヘルゼンホルン(3,272m)で、中央右寄りがヒレンホルン(3,181m)。手前の谷の奥にハイリッヒクロイツの集落が見えています。
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ヒレンホルンのアップ。
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横縞模様が特徴的なヘルゼンホルンのアップ。右は前衛峰のフォルデレ・ヘルゼ(3,106m)。
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エッカーホルンの南斜面をトラバースして山頂東側の肩まで登ってきたところです。写真は東側に連なるフュールホルン(2,678m)。写真右に見える十字架の方向へ快適そうな尾根道が続いています。案内標識にはフュールホルンまで45分とありました。
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山頂東側の肩付近には砦のような建造物がありました。これは何でしょうか…?
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肩から西へ折り返すようにして山頂へ向かいます。エッカーホルンの本当の山頂(2,503m)は左に見える頂ですが、道はその北側の草原を直進しています。
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一旦少し下った先の草原の突端に山頂の標識がありました。
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エッカーホルン山頂(と標識のある場所)。標識には「2503m」とありますが、地図を見ると海抜2,491.5mの頂のようです。南北両方向に見える山々の案内板も設置されていますが、当地の標高を「2303m」と書いてあったりして(手書きで「2503」に修正されていました)、内容はちょっといい加減です。
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山頂標識のある頂から北へ少し下った場所に十字架が建っています。写真左端の山はベットリホルン(2,951m)で、その手前に重なって見えているのはブライトホルン(2,599m)。
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エッカーホルン山頂から西方向に見下ろすゴムス谷。その向こう斜面の上方にリーダーアルプ(写真中央)やベットマーアルプ(写真右)の村が見えます。案内板によればリーダーアルプの後方にはビーチホルンやネストホルンも見えるようですが、残念ながら雲の中です。手前の谷間に見える家並みは、バスで通ってきたアウサービンの集落です。
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エッカーホルン山頂から北側の眺望。写真右端がベルヴァルト村で、その左の谷はフィーシャータール。雲が無ければ、後方にはフィンスターアールホルン等の山々だけでなく、遥かユングフラウまで望めるようです。これから手前の草原の尾根を左へ辿って下山していきます。
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エッカーホルンの北側尾根からは右手にラッペ谷を美しく一望できます。谷底には未だ雪渓が残っていました。
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ラッペ谷の奥に聳えるラッペホルン(別名ミッタークホルン、3,158m)。
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尾根の途中に見晴らしの良いベンチがあったので、腰掛けてベルヴァルト村を見下ろしながら昼食にしました。
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エッキスホルンの右手に少しだけ高峰が見えました。ドライエックホルン辺りかと思いましたが、実はユングフラウ(4,158m)でした。
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下ってきたエッカーホルンの北尾根。尾根には紅葉したブルーベリーが沢山実を付けていて、つまみ食いしながら下りました。
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西へ方向を変えて続く草原の尾根を下ります。右手にエッキスホルン(2,927m)。稜線上のロープウェイ駅がハッキリ見えます。その左にアレッチホルン(4,193m)が顔を出していました。
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アルペ・フリートを通過します。農家の脇に大きな白い十字架が建っていました。十字架の後方がエッカーホルン。こちら側から眺めると立派な山容です。
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農家小屋が点在するウフ・エン・エッケで尾根を離れて北側斜面へ下り、樹林帯に入ります。
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森の中で林道に出合って更に少し下ると、礼拝堂「マリア・ヒルフ」が現れました。内部の聖画や天井画も立派です。内壁に「1693」と書かれていましたので、17世紀の建立らしいです。
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エルネン村の広場に出てきました。ここまで来ればフィーシュ村もそう遠くありませんが、間もなくポストバスがやって来る時間でしたので、乗って帰ることにしました。バスをフィーシュ村の中心部で降り、カフェで白ビールを飲んでから、COOPでスパイス類など自宅用の土産物を買い込んで宿に戻りました。
翌9月27日はジュネーヴ空港発が夜の便でしたのでハイキングも可能でしたが、ちょっと歩き疲れた感もあったので、朝からジュネーヴ方面へ電車で移動しました。途中のローザンヌ駅で下車して荷物をコインロッカーに入れ、ローカル電車で2駅戻ってリュトリの町へ。そこで行われていた「葡萄収穫祭」を楽しんでから帰国の途につきました。
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