「夫婦で歩くスイスアルプス」

テーガンゼー村からグムント村へ

2019年4月29日。テーガンゼー村滞在の初日は冷たい雨になりました。テーガンゼー村のスーパー「エデカ」より隣のグムント村の「レーヴェ」の方が品揃えが良さそうに思えたので、そちらで食料品の買出しをすることに。貸アパートから貰った「テーガンゼー・カード」で路線バスには無料で乗れるんですが、雨が小降りになったので往路は歩いてみることにしました。写真はバイエルン・オーバーラント鉄道のテーガンゼー駅舎で、その前がバスターミナルになっています。

湖岸の遊歩道は往来が激しい車道沿いのため、高台の遊歩道「テーガンゼーア・ヘーエンヴェーク」を選びました。鉄道線路の東側の道に入り、右手にお城のような高級ホテル「ダス・テーガンゼー」を見上げながら北へ進みます。

左手にテーガン湖の眺めが広がります。写真左端がテーガンゼー村の中心部です。

住宅街が途切れ、森の中に入って行きます。道は綺麗に整備されていて歩きやすかったです。

テーガン湖の対岸にバート・ヴィースゼー村が見えます。手前の湖岸はザンクト・クヴィーリン村です。

森を抜けると、小さな礼拝堂の脇にベンチの置かれた展望所がありました。ここから見える山々の案内板も設置されていました。


ガッセの集落に入ります。牧畜農家の他に小洒落た感じのお宅があるなと思ったら布地の手刷り工房で、直売もしているようでした。

ガッセの集落で飼われていた子牛たち。好奇心旺盛で、みんな寄ってきてくれました。

グムント村に到着しました。

グムント村の聖エギディウス教区教会。この先の車道沿いにあるスーパー「レーヴェ」で予定どおり買出しを済ませました。

路線バスでテーガンゼー村に戻り、この村のシンボル的存在である旧修道院へ。19世紀以降はバイエルン公のヴィッテルスバッハ家の所有になったため「テーガンゼー城」とも呼ばれています。中央が聖クイリヌス教区教会(元修道院付属聖堂)で、左がビヤレストラン「ヘルツォークリッヒェス・ブロイシュテューバール(=公爵のビール屋)」。その裏手が有名なビールの醸造所になっています。

聖クイリヌス教区教会の内部。バロック様式の装飾や天井画が美しいです。

「ヘルツォークリッヒェス・ブロイシュテューバール」で昼食にしました。実は前日の夕食もここでいただいたんですが、ビールも料理も旨かったので、また入ってしまいました。

前夜は私がカツレツ添えの白アスパラガス、カミさんがライバーダッチ(ジャガイモのパンケーキ)とザウアークラウトでしたが、今日は昼食なのでソーセージ1皿とブレーツェルだけにしておきました。帰りに向かいの土産物店で公爵ビールのシンボルマークになっている「ビール腹オヤジ」の絵が描かれたTシャツ(私用)とトートバッグ(カミさん用)を買ってアパートに戻りました。


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