ウィーン周辺ウィンター・ハイキング（ブラチスラヴァ市街散策）

「夫婦で歩くスイスアルプス」

ブラチスラヴァ市街散策

2020年1月3日。一転して小雪が舞う寒い朝になりました。今日は隣国スロヴァキアの首都ブラチスラヴァを日帰り観光することにします。ウィーン中央駅で往復切符の「ブラチスラヴァ・チケット」（大人1人16ユーロ、姪っ子は子供料金で半額）を買い、ブラチスラヴァ行きの直通列車に乗り込みます。スロヴァキア鉄道の車両でした。

1時間余りでブラチスラヴァ中央駅に到着。我が家にとって初めての東欧入国です。

中央駅の構内にある顧客センターで24時間有効の「ブラチスラヴァ・カード」（1枚18ユーロ）を2枚購入。これで市内交通と主要な観光名所が無料になります。ウィーン中央駅で買った「ブラチスラヴァ・チケット」でも市内交通は無料で乗れるんですが、博物館等の入場料を考えると充分に元が取れると判断しました。

中央駅から1番のトラムに乗って旧市街へ向かいます。「ブラチスラヴァ・カード」を持つ大人が同伴する16歳未満の子供1人は無料になるので、姪っ子の分の切符も要りません。

トラムをポシュトヴァー駅で下車。フルバン広場を突っ切ってミハエル通りへ入ります。写真の突き当りを左へ折れるとミハエル門があります。

ミハエル門の手前の建物に「薬局博物館」があったので入ってみました。昔の薬屋を再現してある感じです。ここをはじめ、この日に入場した博物館はすべて「ブラチスラヴァ・カード」で無料でした。

かつて市街の北側の入口であったミハエル門。塔の最上部に聖ミカエル像が立っているらしいです。写真は門を潜った南側のミハエル通りで、飲食店や商店が建ち並んでいます。

ミハエル門の内部は「武器博物館」になっていて、塔の時計のすぐ下にあるバルコニーに出て360度の眺めを楽しむことができました。写真は通ってきた北側のミハエル通りで、その向こうに見えているのはマタの聖ヨハネ教会（三位一体修道会教会）、その右がフルバン広場になります。右手前の建物に「薬局博物館」が入っています。

ミハエル通りから左折してフラヴネー広場へ向かう途中にあるカフェ「コルムート」。歴史を感じさせる内装が良い雰囲気でした。

フラヴネー広場（中央広場）。正面のクリスマスツリーの背後が時計塔を持つ旧市庁舎です。写真右端はマクシミリアン噴水で、その背後がギリシャ大使館、その左に1軒置いて日本大使館です。

旧市庁舎の内部は市立歴史博物館になっています。写真は時計塔のバルコニーから見下ろすフラヴネー広場とマクシミリアン噴水。写真右後方に霞んでいる建物は聖マルティン大聖堂です。

旧市庁舎内にある法廷の間。

旧市庁舎の隣にある「アポニー宮殿」にも入りました。2階と3階が古いインテリアの博物館で、1階と地下が「葡萄栽培博物館」になっています。どちらも係員が案内してくれましたが、特に説明してくれる訳ではなく、監視が目的という感じ。写真は地下にあるワインの試飲場で、スロヴァキア産のワインが壁際一面にストックされていました。試飲しなくて良いので1本買って帰りたかったのですが、案内人（監視員）の小父さんには英語が通じず、思いを伝えられませんでした。