|
昨夜の雨が山上では雪になっていたんでしょう、針葉樹に着雪していて綺麗です。行く手にル・シャスロンの山頂が見えてきました。写真左端で岩壁を見せている山はロシュ・ブランシュ(1,470m)です。
|
|
北側の斜面には、未だかなりの残雪がありました。
|
|
本日の目的地、ル・シャスロン山頂(1,607m)に到着。残念ながら山頂付近だけ北側から常に雲が湧き上がっていて、眺望は今ひとつでした。冷たい強風も吹き付けるので、早々に退散しました。
|
|
ル・シャスロン山頂からプチット・ロシュと歩いてきた道を振り返って。
|
|
遠くの山々には雲が多かったですが、辛うじてモン・ブラン山群を遠望できました。写真右がモン・ブラン(4,810m)、中央左寄りにダン・デュ・ジェアン(4,013m)、写真左端がグランド・ジョラス(4,208m)です。
|
|
ル・シャスロン山頂の南側に山岳ホテルが建っています。写真左に見えているヌシャテル湖の右端が、我が家が滞在しているイヴェルドン・レ・バンの街です。
|
|
山岳ホテルのレストランに入って温かいコーヒーをいただきました。サント・クロワ村長だったルイ・ジャカール・ルノワールという人が1894年に描いたル・シャスロン山頂からのパノラマ図(9フラン)を売っていました。有名なものらしく、先客のハイカーが買い求めていました。
|
|
ル・シャスロン山頂から南へ下ります。樹林帯を抜けてレ・ラッス村へ。村の上手に馬が飼われていました。
|
|
レ・ラッス村で昼食を摂るつもりでしたが、休業していたりして手頃なレストランが見つからず、そのままコヴァタナ峡谷への下り道に入りました。と、森の脇の草地にシャモワ(ゲムゼ)が1頭。こんな人家の近くで見掛けるとは意外でした。
|
|
ラ・ヴィレットの集落の脇を下って行きます。この先の分岐を左折すると間もなくコヴァタナ峡谷の遊歩道です。
|
|
コヴァタナ峡谷は所謂シュルフト地形ではなく、やや幅の広い深い渓谷でした。
|
|
岩壁から流れ下る滝のような急流もありました。
|
|
コヴァタナ峡谷を下り切るとヴュイトブッフ村に出てきます。村に1軒だけレストランがあったので入ってみたら、何と中国系の家族が経営している中華ビュッフェ。丸テーブルに幾つかの貧相な料理が並んでいるだけなのに、何と1人25フランとのこと。余りにも酷いと憤慨し、空腹でしたがビールを飲んだだけで出ました。でも、結構お客さんが入っていたんですよねぇ。不思議…。
|
|
ヴュイトブッフ村の南東側の丘の上に建つ教会。
|
|
教会の丘から見下ろすヴュイトブッフ村。右後方の谷が下ってきたコヴァタナ峡谷です。
|
|
教会の丘から麦畑の中の一本道を進むとヴュイトブッフ駅です。無人駅のベンチに腰掛け、満開の菜の花畑を眺めつつ、持ってきた朝食の残りのパンを齧りながら帰りの電車を待ちました。
|