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2018年8月20日。今日も快晴で、滞在中のアパートからマッターホルン(4,478m)の朝焼けが眺められました。
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「逆さマッターホルンの写真が撮りたい」という姪っ子の要望を叶えるべく、登山電車に乗り込んでゴルナーグラートへ向かいます。写真はリッフェルアルプ駅を過ぎてリッフェルベルク駅へ向かう車窓から撮ったもの。左がマッターホルンで、その右にテット・ブランシュ(3,710m)、ヴァントフルーホルン(3,589m)、シェーンビールホルン(写真中央、3,472m)を経てダン・ブランシュ(4,357m)、写真右上がオーバー・ガーベルホルン(左、4,063m)とヴェレンクッペ(右、3,903m)です。
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終点のゴルナーグラート駅(海抜3,089m)に到着。駅前テラスの南側に氷河を抱いた高峰群が迫っています。左がリスカム(4,527m)、中央がカストール(左、4,223m)とポルックス(右、4,092m)、右がブライトホルンです。
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駅前テラスから眺めるブライトホルン。右の白い頂が最も高い西峰(4,164m)で、その左に中央峰(4,159m)、東峰(4,139m)、尖峰のジャンダルム(4,106m)、ロッチャ・ネーラ(4,075m)が並んでいます。山腹を流れ下っているのは左がシュヴェルツェ氷河、右がブライトホルン氷河。手前を横切っているのがゴルナー氷河です。西峰の右に見えている尖峰がロープウェイで上れるクライン・マッターホルン(3,883m)で、その左がトリフティ氷河、右が下テオドゥル氷河。下テオドゥル氷河の奥にイタリア側からのロープウェイが通じているテスタ・グリージャ(3,479m)が見えています。
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リスカム(写真右)の左(南東方向)にはパロットシュピッツェ(写真中央、4,432m)を挟んでモンテ・ローザ連峰(写真左)。右の頂がスイス最高峰のデュフールシュピッツェ(4,634m)で、左がノルトエント(4,609m)です。写真左端はヴァイスグラート連峰のグローセス・フィラールホルン(3,676m)で、そこから流れ下っているのがゴルナー氷河の本流ですが、写真右端のツヴィリンクス氷河と合流してリスカムから流れ下るグレンツ氷河の方が大きく、両者の合流地点からゴルナー氷河の上流は後退して離れそうになっています。写真中央に見える池がゴルナー湖で、(写真では分かりづらいですが)その右上にモンテ・ローザ小屋が見えています。写真中央下端から延びているのがモンテ・ローザ小屋へ向かう道ですが、いずれ氷河を横断しなくても到達できるようになってしまうのかも知れません…。
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山頂駅の隣に建つ山岳ホテル(写真左端)の前を通り抜け、東側の展望台へ向かいます。写真は西側を振り返って撮ったものですが、ダン・ブランシュやオーバー・ガーベルホルンには早くも雲が掛かってきてしまいました。マッターホルンの右側がツムット氷河で、写真右手前の池がこれから向かう予定のゴルナーグラート湖です。
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ゴルナーグラート東側の遊歩道を沢山の観光客が歩いていました。写真中央の展望台(3,135m)の背後で黒く見えている頂がホーテリ(3,275m)で、そこから尾根を右へ辿った先がシュトックホルン(3,532m)、写真右端の白い峰がチーマ・ディ・ヤッツィ(3,803m)。ホーテリの右背後がシュトラールホルン(4,190m)で、左はリンプフィッシュホルン(4,199m)、アラリンホルン(4,027m)、フェーコップフ(3,888m)、アルプフーベル(4,206m)と並んで写真左端の雲の掛かった峰がテッシュホルン(4,491m)です。
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ゴルナーグラート駅へ戻り、線路に沿って少し下った先の分岐で右折して軌道を潜り(写真右下)、線路の北側へ出ます。分岐を直進して線路沿いに下って行けばリッフェル湖方面への道です。写真左端の峰はフルクグラート連峰のフルケン(3,492m)。
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線路の北側から見下ろすゴルナーグラート湖。その後方の山はオーバーロートホルン(3,414m)で、その左手前がウンターロートホルン(3,104m)、右がフルーホルン(3,317m)。オーバーロートホルンの背後の雲の中にドーム(4,545m)の頭が覗いていて、その右はアルプフーベル、フェーコップフ、アラリンホルン。写真左のマッター谷の先に遠望できている三角はビーチホルン(3,934m)です。
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