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尾根を南へ進むと発電用の風車が回っています。その背後に見える森がゲブリス山です。
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森の中を登るとゲブリス山頂(1,251m)に至りますが、そこには何の標識も無く、眺望も得られません。山頂を通り過ぎて南側に出ると、森が開けて牧草地が広がり、その突端に山岳ホテルが建っています。残念ながらオフ・シーズンのためか営業していませんでした。
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ゲブリス山頂の山岳ホテル前から南側のガイス村を見下ろします。残念ながら次第に雲が厚くなって眺望は今ひとつですが、晴れていれば正面にセンティス山をはじめとするアルプシュタインの山々、その右にグラールス州の山々、左にオーストリアの山々を眺められるようです。
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来た道をヴィスエックまで戻り、そこから舗装道路を西へ直進すると、ホーエ・ブッヘの丘(海抜1,130m)に至ります。丘の上には牧畜農家(写真右)があり、レストラン(写真左)もあって軽食休憩ができます。
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ホーエ・ブッヘのレストラン前から北西側の眺望。写真右奥がシュパイヒャー村です。レストランのすぐ下でロバが草を食んでいました。
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今にも降り出しそうなお天気なので、レストランでの休憩は諦めて丘を下ることにしました。写真は下った先から振り返って眺めたホーエ・ブッヘ。
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遂にポツポツ降り出しましたが、何とか殆ど傘を使わずにシュパイヒャー村へ帰り着くことができました。ホテルで荷物を引き取り、電車でザンクト・ガレンへ向かううちに雨は本降りとなりました。ザンクト・ガレン駅のレストランで昼食後、ミュンヘン行きユーロシティに乗ってブレゲンツへ。国境を越えたせいじゃないでしょうが携帯電話が上手く繋がらず、市内の公衆電話を使って休暇用アパートのオーナーに連絡し、何とか鍵をもらって無事アパートに入ることができました。
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