「夫婦で歩くスイスアルプス」

ライン河口三角州ハイキング

2010年5月6日。朝方の雨は間もなく止んだものの、今日もどんより曇り空です。雨天・曇天のハイキングプランもそろそろ底をついてきました(笑)。ブレゲンツ駅前からヘーヒスト村行きの市内バスに乗り、新ライン川の河口近くの橋を渡った先のフッサッハ村で下車。村の中心部にある教会前の広場を通って北のボーデン湖畔を目指します。

この辺りはライン川がボーデン湖へ注ぐ河口に形成された三角州で、「ラインデルタ自然保護区」の案内板とリーフレットが置いてありました。

木立と農家小屋が点在する広大な草原の中の道を進んでいきます。

ボーデン湖に突き出た半島ロールシュピッツの先まで歩いてみました。

ロールシュピッツにて。湖岸の大部分は葦原に覆われていて、白鳥が2羽いました。

ロールシュピッツの半島の付け根にはヨットハーバーとキャンプ場があり、レストランもあったのでカプチーノを飲みながら休憩しました。

ボーデン湖畔の道を更に西へ進み、細長い川のようなウンターロッホ湖を渡ります。写真の建物は排水用のポンプ小屋のようでした。

ミヤマキンポウゲ(ラヌンクルス・アクリス)が花盛りで一面黄色に染まっているところもありました。

アップで撮ってみました。

湖岸の葦原の向こうに別の半島ラインシュピッツが近づいてきました。

古ライン川の河岸に突き当たって右折すればラインシュピッツの先まで歩けますが、ちょっと疲れた気分だったので左折して帰路につきました。写真右が古ライン川で、その対岸はスイス領です。

間もなくガイサウ村に入っていきます。村の入口にバス停があったので、そこからバスに乗ってヘーヒスト村で乗り換え、ブレゲンツに戻りました。

貸アパートに戻って白ソーセージと白ビールで遅めの昼食を摂った後、ブレゲンツの旧市街(オーバーシュタット)を散策してみました。湖岸を離れて背後の山手へ坂道を登っていくと古い建物が沢山あり、湖畔の商店街とは対照的な雰囲気です。写真は聖ガルス教会。

ブレゲンツ旧市街のランドマーク的存在といわれるマルティーン塔。

滞在した貸アパートの斜め向かいに建つヘルツ・イェーズー教会。レンガ色の2つの尖塔が市内からよく見えるので、アパートの方向を知る道しるべになりました。マルティーン塔と同様に夜はライトアップされています。


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