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アイガーのミッテルレギ東稜を正面に仰ぎつつ、メッテンベルクの山腹をトラバースしていきます。
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右手にはグリンデルワルトの村が一望です。その後方、写真正面の山はレーティ(2,757m)。
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谷の対岸にアイガーの岩壁を流れ下る滝が近づくにつれ、行く手に下グリンデルワルト氷河と、その奥にフィーシャーヘルナー連峰が見えてきます。写真左上に見えているピークがオックス(クライネス・フィーシャーホルン、3,895m)。
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急峻な斜面を過ぎると、道は折り返しながら少し斜面を登っていきます。写真は歩いてきた方向を振り返って撮ったもの。アイガーとの間がグレッチャーシュルフトと呼ばれる深い峡谷になっていて、この谷底も観光スポットですが、今年は上流の氷河湖の決壊に備えた放水路工事が行われていて、シュルフトは立入禁止でした。
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プフィングステックから約1時間でベーレック小屋(海抜1,775m)に到着。2004年まで使われていたシュティーレック小屋が地盤の浸食によって崩壊したため、翌年それより100m余り高い場所に新設された小屋です。その背後は下グリンデルワルト氷河の上流にあたるフィーシャー氷河。写真左上の山がグローセス・フィーシャーホルン(4,049m)です。
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ベーレック小屋のテラス・レストランは、下グリンデルワルト氷河とフィーシャーヘルナー連峰を間近に眺めながら休憩できる最高のロケーションです。
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ベーレック小屋の100m先に氷河湖を眺められる展望スポットがあります。後方はアイガー(3,970m)。北側からの見慣れた姿とは印象がかなり違います。
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展望スポットから眺める下グリンデルワルト氷河。
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下グリンデルワルト氷河の下流にできている湖。
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グローセス・フィーシャーホルンとフィーシャー氷河のアップ。
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展望スポットではキバシガラスが間近に留まり、ハイカー達に食物をねだっているようでした。
眺望を堪能した後、来た道をプフィングステックまで戻り、ロープウェイでグリンデルワルトに下りました。夕刻にスーパーで買出しを終え、アパートでビールを飲んでいたら、予定より早くカミさんの妹一家3人がタクシーで到着。2家族5人でのグリンデルワルト滞在がスタートしました。
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