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尾根の先端ハンニックにはベンチが置かれ、眺望を楽しめます。写真は起点のクロイツボーデンを振り返って撮ったもの。右の白い山がヴァイスミース(4,023m)で、左端はラッキンホルン(4,010m)です。
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尾根を回り込んだ後は、少しガレた斜面をトラバースしていきます。左手遥か下方のサース谷の底にサース・バーレンの村が見えます。
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サース谷の向こうに聳えるバルフリンと、手前に流れ下るビーダー氷河。
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ガレた斜面を抜けると少し下り、農家小屋の建つグリューベのアルプに出てきます。右後方の岩山はオイサー・ロートホルン(3,147m)。
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グリューベの北で沢を越えるとホーファーエルピに至ります。農家小屋で可愛い豚が飼われていました。
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ホーファーエルピから先は一旦車の走れる林道になりますが、樹林帯に入った先で再び細い道へ分かれます。樹林帯を抜けたところがシーヴィボーデ。とても気分の良いお花畑の草原です。正面に尖ったビーチホルン(3,934m)が見えてきました。我が家はこの少し先に座り、買ってきたサンドウィッチで昼食にしました。
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シーヴィボーデから更に1時間余り歩くと、シュヴァルツヴァルトのカフェがあります。クシュポーナー・ヘーエンヴェークのルート上にある唯一の飲食施設ですが、少し入りにくい雰囲気でしたので遠慮しました。写真左上のバルフリンが次第に北側の山腹氷河を見せてきています。
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バルフリン氷河のアップ。空の雲がいよいよ厚くなってきました。
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オーバーフィニルーの白い礼拝堂の前に出てきました。礼拝堂は最近修復されたのか真新しく、モダンなステンドグラスが綺麗でした。谷の向こうの山々が霞んで見えており、「あちらは激しい雨が降ってるね〜」などと呑気に話していたら、その数分後にこちらにも土砂降りがやってきました。礼拝堂の中で雨宿りしていれば良かったと悔みましたが、幸い通り雨で間もなく日差しが戻りました。
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樹林帯を抜けて広々としたアルプに出るとクシュポーン村に到着です。写真左の電信柱の上に空から吊り下げられた建材が写っていますが、これはヘリコプターが運んでいるもの。ちょうど村の中に一軒の住宅を新築作業中で、谷底で或る程度組み立てた壁や床をヘリコプターで村まで次々に運び上げているのでした。
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クシュポーン村のレストランのテラスでビールを飲んで一休み。ちょうど眼下に新築中の家が見えたので、プラモデルのように家が出来上がっていく様子を見られて面白かったです。
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クシュポーン村から小型のロープウェイに乗って谷底のシュタルデン・サース駅前に下り、ポストバスに乗り換えてサース・フェーへ戻りました。
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