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登っている途中で、登山道と並行して張られたケーブル上を赤いゴンドラが動き出しました。もう少し待っていたら楽に上がれた訳ですが、まぁ歩いて登るのも楽しいので良しとしましょう。シュピールボーデン近くの草原の斜面にはマーモットの巣穴が沢山あり、ハイカー達が可愛い姿を探して集まっています。
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ここのマーモットは人に馴れていて、触れることもできます。手渡しで餌をあげられますが、シュピールボーデン駅で売っているパンくず中心の餌より、カミさんがアパートから持参した人参スティックの方が圧倒的に人気がありました。現地の子供達が差し出すパンに寄って来なくてつまらなそうにしていたので、人参を分けてあげたらすぐに集まってきました。
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シュピールボーデンのレストランに到着。時間は少し早めでしたが、ラビオリとスープとアプフェルヴァインを頼んで昼食にしました。
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シュピールボーデンからレングフルーに上るロープウェイは未だ運転を止めたままでしたが、時間も充分あるので歩いて登ってみることにしました。ブルドーザーで整地された道を登るにつれ、その右手にフェー氷河が間近に迫ってきます。
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間近に流れ下るフェー氷河。その上方の山は左がテッシュホルン(4,491m)、右がドーム(4,545m)です。
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左巻きに登ってレングフルー展望台(海抜2,870m)に到着しました。フェー氷河の真っただ中に突き出た岩山の上にレストランが建っています。
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レングフルーのレストランのテラス席に座り、コーヒーを飲みながら山々と氷河の眺めを満喫しました。写真右上がアルプフーベル、左端がアラリンホルン(4,027m)です。
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アラリンホルンから眼前へ流れ下るフェー氷河。写真では分かりづらいですが、アラリンホルンの左肩に地下ケーブルカーで行けるミッテルアラリン展望台が見えています。氷河の左上の岩山に建っているのはロープウェイと地下ケーブルカーの乗継駅フェルスキン。その後方はヒンター・アラリン連峰(3,332m)です。
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レングフルーから東側の眺望。フェー氷河の後方の山は右がヒンター・アラリン連峰、左がエッキナー(3,367m)。エッキナーの左下に見えている建物は、フェルスキン行きゴンドラリフトの中間駅モレニアです。
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フェー氷河の末端とサース・フェー村を見下ろして。後方の山は左から順にフレッチホルン、ラッキンホルン、ヴァイスミースで、その右はイタリアとの国境を成すポルティエングラート連峰(中央の最高峰がピッツォ・ダンドーラ(3,654m))。
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帰りはロープウェイに乗って下るつもりでしたが、次の運行時刻まで間があったので歩いて下ることにしました。写真左上のピークはレンツシュピッツェ(4,294m)。ところがシュピールボーデンに着くと、動いていた筈のゴンドラリフトが再び止まってしまっているではありませんか。仕方なく、サース・フェーまで歩いて戻る羽目になりました。今日は休養日とするつもりが、結局は標高差1,000m余りを往復することになってしまいました(笑)。
サース・フェーの村内では毎週木曜恒例のストリート・マーケットが出ていて賑わってました。露天で一杯やりたかったんですが目ぼしい店が無かったので、スーパーで缶入り白ビールを買ってアパートに戻り、ソーセージを焼いてバルコニーで午後の酒盛りを楽しみました。
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