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お待ちかねの白ビール!の後は、インスブルックのホテルで朝食を食べ過ぎて余りお腹が空いていないこともあり、軽いメニューにしました。カミさんが「アルムズッペ」(写真右奥、6.20ユーロ)、私は魚のスープ(手前、8.20ユーロ)をオーダー。私のも悪くありませんでしたが、「アルムズッペ」が美味しくて感動。スイス(グラウビュンデン州)の大麦スープに似ていますが、野菜や燻製肉がたっぷり入った豪華版という感じでした。
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お腹が満たされたところで少し歩いてみることにしました。山腹の広いトラバース道を北へ向かいます。右手の谷底に見えるゼルデン村には陽が当たってきていました。ローター・コーゲル(写真左上、3,037m)方面の頂がうっすらと雪化粧しています。
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広い道は緩やかに下って行きますが、間もなく現れる案内標識に従い、左の細い遊歩道に入ります。
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レッテンバッハ谷へ回り込む手前の尾根にウッドデッキの日光浴用?ベンチがありました。早速カミさんが座ってみましたが、背が足りなくてリラックスできてませんね(笑)。
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ウッドデッキ付近からは東にヴィンダッハ谷と、その奥にシュトゥーバイアー・アルペンの山々が見えます(今日は頂が雲の中ですが…)。右の山はフォルデラー・ブルンネンコーゲル(2,761m)で、その頂上近くにブルンネンコーゲル小屋が建っているのがハッキリ見えました。
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遊歩道は次第に西へ回り込んでレッテンバッハ谷に入り、レッテンバッハ川を渡る橋の手前で車道に出ます。谷奥の山はカールレスコーゲル(3,106m)で、その左肩にレッテンバッハ氷河が見えています。
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車道を少し谷奥へ登った場所にバス停があります。ちょうどゼルデン村へ下るバスがやってきました。我が家はハイカー達が乗り込むのを見送りましたが、後で考えると乗っておけば良かったかも…?
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バス停(写真左下)の上手にレッテンバッハアルム小屋(写真右、海抜2,158m)が建っています(営業していませんでした)。その前から谷の北側斜面の道を折り返すように東(写真右手前)へ進みます。
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歩く右手に見下ろすレッテンバッハ谷の下流方面。車道の右の斜面に見えているのが歩いてきた道です。川沿いの建物はヒューナーシュタイグン小屋で、増築工事中のようでした。その向こう側の谷底がゼルデン村です。
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道は次第に北へ方向を変え、ガンペアルムの上手で牛達に出会いながら快適に進んでいきます。やがてゴンドラリフト「ギッキヨッホバーン」の下を潜ります。左上手に見える山上駅からこれに乗って下るつもりでしたが、9月以降は16時までの運行になっていることをすっかり忘れていました。未だゴンドラは動いていましたが、時刻は既に16時過ぎです。カミさんに「詰めが甘い!」と叱られてしまいました(苦笑)。
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