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上の写真で最も手前に立っているクロイゼの被り物のアップ。雪道で輪になってヨーデルを奏でている可愛いクロイゼがあしらわれています。
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こちらは木の枝や野生動物の毛皮を纏い、気味悪いお面を被った「ヴュシュテ・クロイゼ(醜いクロイゼ)」。姿に似合わず、こちらも美しいヨーデルを聴かせてくれます。
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一見「醜いクロイゼ」に似ていますが、お面が上品で身なりが小綺麗な「ヴァルト・クロイゼ(森のクロイゼ)」。3種類のクロイゼとも複数のチームがあり、それぞれが家々を次々に回ってヨーデルを奏でているので、観光客は見飽きることがありません。
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お天気もポカポカ陽気なので、ウルネッシュ村の周辺を少し散策してみることにしました。村の南側を流れるウルネッシュ川を渡り、牧草地の丘陵を南へ登っていきます。この辺りまで来てもクロイゼのカウベルの音が村のあちこちから聞こえてきていました。
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少し樹林帯に入って登り詰めると、オステルエックという丘の上に出て南側の眺望が開けます。写真中央の山はホッホ・ペータースアルプ(1,590m)で、右端はシュピッツリ(1,519m)。左端は山頂までロープウェイが通じているクローンベルク(1,663m)です。クローンベルクとホッホ・ペータースアルプの間にはアルプシュタイン山群が覗いています。ここから写真中央の道を下り、ホッホ・ペータースアルプに向かって登り返します。
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ホッホ・ペータースアルプの麓に建つ山岳レストラン「ブラッテンデュレン」(海抜1,080m)。今日は大晦日のため地元の方々の貸切りになっているようで、残念ながら入れませんでした。
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「ブラッテンデュレン」付近から東に眺めるクローンベルク。
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来た道をオステルエックの手前まで戻り、右手の小道を登ると、山岳レストラン「スキーハウス・オステルエック」(海抜1,088m)に至ります。今冬は未だ雪も無く、営業していませんでした。
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「スキーハウス」からオステルエックの農家小屋に向かって歩いているところです。正面左の山はホッホアルプ(1,530m)。
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樹林帯の道を下って戻ってきました。正面に見えている山はフントヴィーラー・ヘーイ(1,306m)。写真左端に見えているクレークの農家小屋群(屋根の上に白い天体望遠鏡設備を載せた家があります)を抜けて下れば、ウルネッシュ村へ戻ります。ウルネッシュ村は未だ大勢の観光客で賑わっていて、レストランも満席で入れそうになかったため、教会前の屋台で売っていたソーセージとビールでお腹を満たしてから、再びシュヴェークアルプ経由のポストバスに乗ってトッケンブルク方面へ戻りました。屋外でビールを飲めるほど暖かい大晦日でした。
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