「夫婦で歩くスイスアルプス」

ミューレン周辺ウィンター・ハイキング

2009年3月16日。快晴です。前日に遊びすぎたので今日はソリを借りず、ハイキングを楽しむことにしました。電車でラウターブルンネンに下り、駅前からロープウェイに乗り換えてグリュッチアルプに上ってきました。かつてはケーブルカーで上った場所です。ロープウェイの背後に我が家が滞在中のヴェンゲンの村とメンリッヒェン山(2,343m)が見えています。

線路に沿った遊歩道を辿ってミューレン村を目指します。しっかり除雪してあって歩きやすい道です。正面にユングフラウ(右、4,158m)、メンヒ(中央、4,107m)、アイガー(左、3,970m)の3山を眺めつつ…。

途中にあるヴィンターエック駅。駅前からチェアリフトが通じているスキーコースの終点で、スキーヤー達で賑わっていました。

横を頻繁に電車が行き来するので、楽しく歩けました。

ミューレン村に到着。毎週月曜には市が立つと聞いたので行ってみると、小母さんがひとり露店を出しているだけでした。でも地元産の美味しそうな蜂蜜を売っていたので迷わず購入。

ミューレン村の上手からケーブカーに乗ってアルメントフーベルに上ってきました。アイガー・メンヒ・ユングフラウの3山を美しく眺められます。

ケーブルカー駅に隣接するレストランのテラスでケーゼシュニッテとスープにアプフェルヴァインを頼んで昼食を楽しみました。

午後はアルメントフーベルからブルーメン谷経由でミューレン村に下るルートを歩きました。ここはソリ滑り兼用のコースになっていて、谷底まではスキーヤーとも一緒です。正面の岩山の上に見える建物はシルトホルン行きロープウェイのビルク中間駅。

ブルーメン谷へ下る道から南側の眺望。写真後方の山は左がグロースホルン(3,754m)、中央がラウターブルンナー・ブライトホルン(3,780m)、右がチンゲルシュピッツ(3,304m)です。

ブルーメン谷の底にあるレストラン「ゾンネンベルク」の前を通過します。

シルトホルン行きロープウェイのケーブル下を潜って下ります。後方の山は左がグレッチャーホルン(3,983m)、中央左寄りの白い峰がエブネフルー(3,962m)、ケーブルの右がミッタークホルン(3,829m)です。

ミューレン村まで下ってきました。村の南端にある乗場からロープウェイに乗り、谷底のシュテッヒェルベルクに下ります。

シュテッヒェルベルクからヴァイス・リュッチーネ川の左岸を歩いてラウターブルンネンを目指しました。既に谷底は陽が蔭っています。正面にメンリッヒェン山を眺めつつ進みます。

歩いてきた谷奥方向を振り返って。後方の山はグロースホルン(左)とラウターブルンナー・ブライトホルン(右)。

進むにつれて右手の岩山の奥にユングフラウが見えてきます。

やがて左手の岩壁にシュタウプバッハの滝が近づいてきます。今の時期は水量が少なく、この写真では分かりづらいですね。

ラウターブルンネンの教会を右手に眺めつつ、村の中心部に入っていきます。村の北端にある駅から電車に乗ってヴェンゲンに戻りました。

今日は日没前にホテルに着いたので、部屋のバルコニーでビールを飲みながら、夕陽に染まるユングフラウの眺めを楽しみました。


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