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切り立った岩壁を見上げながらエギュイーユ・ド・ボルム山脈の西端(レギュイヨン)を南へ回り込みます。
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エギュイーユ・ド・ボルム山脈の南側は広大な牧草地の斜面が広がっています。草原の谷底へ下ってから南側の丘の上へ登り返します。写真後方に見えている道を左端から歩いてきて、中央付近から手前へショートカットしてきました。
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丘の上(1,407m)からは東側にヌシャテル湖を眺められました。写真では分かりづらいですが、ヌシャテル湖の左奥にムルテン湖も見えています。
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丘の南側に「グランジュ・ヌーヴ」という一軒家のレストランがありました。ここで昼食を摂ることにします。
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メニューを見るとチーズ料理が得意そうだったので、クルート・オ・フロマージュの「ロワイヤル」(ハム入り・卵載せ)をオーダーしました。大・中・小の3種類から大きさを選べ、大が21フラン、小が17フランとありましたので、「大」を1つ頼んでカミさんとシェアしました。量的にもちょうど良かったですし、ここのクルート・オ・フロマージュは最高でした。パンの上にチーズを載せて皿ごとオーブンで焼いたものが多いですが、ここのは恐らくフライパンで焼いてあって、表面の焦げたチーズが香ばしい一方、中はトロトロなんです。地元産のビール「ボクサー」の小瓶もグッドでした。
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「グランジュ・ヌーヴ」の南にある分岐点。「シュマン・デ・クレート・デュ・ジュラ」(ジュラ山地の尾根を縦走するハイキングコース)は写真左上に見える山ル・シュシェ(1,588m)の中腹へ登って行きますが、我が家は楽な山麓の道を下ることにしました。
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ノワールヴォーの農家付近から歩いてきた方向を振り返って。写真右端が昼食を摂ったレストラン「グランジュ・ヌーヴ」で、その左がヌシャテル湖を眺めた丘、その左奥はエギュイーユ・ド・ボルム山脈の西端(レギュイヨン)です。
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ラ・ポワエットの農家。各方向へ道が分岐している峠のような場所です。ここにもコンクリート・ブロックのバリケード?が並んでいました。
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ラ・ポワエットから南へ緩やかに下ると、左手にヴォー州の平原の眺めが広がってきます。菜の花畑の黄色と麦畑の緑色がパッチワークのようです。その向こうにはレマン湖(写真右)とアルプスの峰々が連なっています。
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ベルナー・アルプス方面のズームアップ。写真右端から順に、ミッタークホルン(3,829m)、エブネフルー(3,962m)、グレッチャーホルン(3,983m)、ユングフラウ(4,158m)、メンヒ(4,107m)、アイガー(3,970m)と続き、写真左端がラウターアールホルン(4,042m)とシュレックホルン(4,078m)の連山です(ノイズが入った醜い写真でスミマセン)。その手前はフリブール州とベルン州の州境付近の山々で、メンヒの下方がカイゼルエック(2,185m)、ユングフラウの下方がシャーフベルク(2,239m)、グレッチャーホルンの手前がケルブリシュピッツ(2,103m)、ミッタークホルンの下方がショプフェンシュピッツ(仏語名グロー・ブラン、2,104m)です。
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ヴァリス・アルプス方面のズームアップ。写真右端がル・グランモン(2,172m)の前衛峰、その左の白い高峰がグラン・コンバン(4,314m)で、ダン・ド・モルクル(2,969m)とダン・ファーヴル(2,917m)を挟んで写真中央がグラン・ミュヴラン(3,051m)、更にオー・ド・クリー(2,969m)を経て写真左端がレ・ディアブルレ連峰(3,210m)です。
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レマン湖とモン・ブラン(4,810m)方面のズームアップ。
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ラ・ベッソンヌの牧畜農家付近。この放牧場からも左手にアルプスの峰々を遠望できます。前日に登ったダン・ド・ヴォリオン(1,483m)が正面に見えています(右斜面が切れ落ちた山)。
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ダン・ド・ヴォリオン山を正面に眺めながら、バレーグ村への本格的な下り道になります。
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バレーグ村に到着(写真は郵便局)。牧畜農家中心の寒村かと思いきや、立派な建物が多くて格式の高さを感じました。村の歴史を書いた説明板があり、それによると第一次大戦まではフランスとの国境交易や観光で繁栄していた村だったようです。雰囲気の良い食料品店で地元(ボンヴィラール村)産のワインを買いました。
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バレーグ村からオルブ〜ヴァロルブ間を走るポストバスに乗れますが、イヴェルドン・レ・バンの街へ戻るにはどちらへ出ても乗換えが必要なので、もう少し歩いてみることにしました。高速道路を越えてヴァロルブの方向へ下っていきます。
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ヴァロルブの町の手前にあるル・クルー停留所。ここから高速道路を通るイヴェルドン・レ・バン行きの直行バスに乗れます。写真後方がフランス国境の税関。フランスからスイス側へ通勤してくる人が多いのか、フランスへ戻る車でかなり渋滞していました。バスを待っている間にポツポツ雨が降り出しました。今日は降られずに歩けてラッキーでした。
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