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トリフトバッハに架かる橋を渡り、右岸の樹林帯の中をジグザグに登っていきます。
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間もなくエーデルワイス小屋に到着。レストランは未だ開店前でひっそり。プランターに名残のエーデルワイスが咲いていました。雲の真っ只中という感じで眺望は全く得られませんでしたが、テラスからは眼下にツェルマットの街が霞んで見下ろせました。
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エーデルワイス小屋から暫くは緩やかな道ですが、その先は再び急流の脇をジグザグに登ることになります。次第に木々が低くなり視界が開けてきます。登ってきた道を振り返ると、ツェルマットの谷間に雲が溜まっていました。
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急流の上で谷の左岸に移ると、草花の多い楽しい道になります。遂に青空が広がってきました。一瞬ですが前方にオーバーガーベルホルンの尖った山頂が見えました。
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トリフト小屋に到着しました。背後の山はツィナールロートホルンの前衛峰のようです。意外にも小屋の営業は今日が今年の最終日とのこと。内部では既に片付けをしていて、外のテラスで休憩するよう指示されました。「野菜スープがあるよ」と薦めてくれましたが、まだ昼食には早いのでココアを頼みました。掲げてあった国旗を小屋の主が片付けるのを眺めながら雲の晴れるのを待ちましたが、逆に下から雲がどんどん上がってきて山々を隠してしまいました。
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更に登れば再び雲の上に出られるかも、と期待してトリフト小屋から南側の道を辿ります。草原の中を緩やかに登る道で、初夏なら花畑になっていそうな感じ。残念ながらガスがますます濃くなってきて、視界は全く効きません。
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ヘーバルメンシュタフェルの草原を通り、海抜2,665mの分岐点まで来ました。ベンチで昼食のサンドウィッチを頬張りながら雲の晴れるのを待ちましたが、時折明るくなったかと思うとまた雲が厚くなる繰り返し。トリフト小屋から一緒に登ってきた地元の小父さんも「あと100mか200m上までは晴れているのにねぇ」と残念そうに言ってシェーンビール小屋の方向へ歩いていきました。
(小父さんの言葉は正しかったのです。同日にもう少し高所を歩かれていたYasuhito・Seikoご夫妻のレポートをご覧になってみてください)
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シェーンビール小屋には前々日に行っていますし、そこまでは遠すぎるので、我が家は東への道を辿って下山することにします。相変わらず視界は開けませんが、羊の群れが迎えてくれました。子羊が小首を傾げてご挨拶。何処に目があるのか分からない毛むくじゃらの顔をしています。
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道を直進するとエーデルワイス小屋に戻りますが、途中から折り返すように下ると農家小屋のあるフーベルに出てきます。ようやくガスが晴れてきて、眼下にツェルマットの街並みが広がります。
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更に下るとヘルブリックの農家小屋群。青空が覗き、正面にミシャベル山群が見えてきました。下山してから晴れてくるのは何とも悔しいですが、この後アパートのバルコニーでマッターホルンを眺めながらビールを飲み、至福の時を味わいました。
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