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その先には親水公園があって、子供達が歓声を上げながら水遊びに興じていました。右後方の山がレンツァーホルン(2,906m)。
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林を抜けると車道に出て、正面にレンツァーホルンを眺めながらレンツァーハイデの村に入っていきます。この先の十字路を左折すれば村の中心部ですが、我が家は右折してシュポルツ谷への道を上ります。
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間もなく懐かしいホテル・ラ・パランカが見えてきました。我が家が7年前に泊まったホテルです。当時と比べると、テラス席や花車を並べて随分と華やかになっていました。あの、おっかないオーナー夫人はまだいらっしゃるんでしょうか…?
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ホテル・ラ・パランカの前からチェアリフトに乗ります。7年前に来たときには雪が舞う悪天候で、これに乗れなかったんですよね〜(我が家、ゴンドラに覆われていないチェアリフトが大好きなんです)。切符売り場で「ピッツ・シュカロッタスまで片道2枚」と言うと、窓口の小母さんは時計を見ながら「今から歩いて下りてくるの?」と心配そうな表情。確かに14時半を過ぎていて、ちょっと出遅れ気味ですね…。写真は中間駅。一旦リフトを降り、右奥の乗場まで行って乗り換えます。右手前のテラス・レストランも賑わっていました。
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ピッツ・シュカロッタス山頂(2,323m)から南東側の眺望。右奥へ続く広い谷がオーバーハルプシュタインで、遠くにサヴォニン村が見えます。左のレンツァーホルンの山腹の向こうで雪を光らせているのは、ピッツ・ユェルチ(3,268m)あたりでしょうか。
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上の写真の中央付近のアップ。左から順に、ピッツ・エラ(3,339m)、コルン・ダ・ティニツォング(独語名ティンツェンホルン、3,172m)、ピッツ・ミチェール(3,159m)の3連山。その右はピッツ・デール(3,378m)。この方面はパルパナー・ロートホルン山頂から眺めるよりも、前山に遮られなくて良い感じです。
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ピッツ・シュカロッタス山頂から東側の眺め。ヒンター・ライン川が流れる谷底に見える街はトゥージス。その後方の山がピッツ・ベヴェリン(2,998m)。
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北へ向かってハイキング道を下ります。途中から振り返って写したピッツ・シュカロッタスの山頂。大きな電波塔が建っています。
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広々とした草原の中の道を緩やかに下っていきます。右手には常にレンツァーハイデの谷を見下ろしながら進みます。写真右端がライ湖で、その左がヴァルベッラの村、その奥に見える林の帯がレンツァーハイデ峠です。ヴァルベッラ村の背後に聳える灰色の山はパルパナー・ヴァイスホルン(2,824m)。
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改めてハイキング道から東側の眺望。ライ湖の右に集まった家々がレンツァーハイデ村。背後の山は、左端がパルパナー・ヴァイスホルン(こうして見ると「白い山」と名付けられた理由が分かりますね)、ひとつ置いて中央左がロープウェイの通じる「赤い山」パルパナー・ロートホルン(2,899m)、その右隣が最高峰のアローザー・ロートホルン(2,980m)、その右に「黒い山」ピッツァ・ナイーラ(2,870m)。
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レンツァーハイデ村の右手背後には、存在感の大きいレンツァーホルン。道端にはアルペンローゼが満開です。
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快適なハイキングを楽しみながらアルプ・ラヴォーツまで下りてきました。ここから右手の道をヴァルベッラに下っていくハイカーが多かったですが、我が家はもう少し先へ歩きたくて、写真上手の道を奥へ進みました。丘の上に見えている小屋の辺りは牛がいっぱいです。
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やがてクレシュタ・サルトンスという小山の脇に至ります。右手後方を振り返ると、ライ湖が光って美しい眺め。
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クレシュタ・サルトンスから道を下った先にアルプ・シュテッツの大きな農家小屋が見えてきました。写真左上の丘の上に建つのがクールワルデン村に下るチェアリフトの駅で、未だ動いているのが見えたので急いで坂道を登りましたが、もう駅には誰もいなくて「運行終了」の札が掛かっていました。ケーブルは引き続き動いていましたので乗ってしまおうかと一瞬思いましたが、途中で止められたら大変です。大いに落胆しながら来た道を引き返し、農家小屋の前から写真右手への舗装道路を辿って自力で下山です。
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レストランのあるサルトンスの集落の上手で道が2つに分かれ、左へ進めばパルパン村、右へ進めばヴァルベッラ村です。どちらでも距離や標高差に余り違いは無さそうですが、我が家は後者を選びました。
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思ったより楽にヴァルベッラ村まで下りられましたが、生憎クール行きバスの連絡が悪く、郵便局前のベンチで40分以上待つ羽目になりました。クールで電車に乗り換えてアローザ駅に着いたのは20時過ぎ。夕闇迫る中でアパートに戻りました。
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