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ピッツ・ナイールのテラス・レストランからは、南西方向の至近距離に聳えるピッツ・ユリア(3,380m)の姿が美しいです。
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ピッツ・ユリアの左手(南方向)にはピッツ・アルバーナ(3,100m)。その後方にはイタリア国境の山々が並び、写真右端がブレガリア谷からよく見えるピッツ・バディーレ(3,308m)。写真中央奥の高峰はイタリアのモンテ・ディズグラーツィア(3,678m)。左端の山は肩までロープウェイが通じるピッツ・コルヴァッチ(3,451m)で、その手前はシルヴァプラーナ湖。
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更に左手はベルニナ連峰ですが、南東方向はまさに逆光です。中央やや右寄りの最高峰がピッツ・ベルニナ(4,049m)で、その右がピッツ・ロゼック(3,937m)。写真左端の谷底がサン・モリッツの街です。
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東方向の眺め。谷底の村はポントレジーナで、その後方は右の尖った山がピッツ・ラングワルト(3,262m)、中央の黒い頂がピッツ・ムラーユ(3,157m)、左がピッツ・ヴァドレット(3,199m)。ムラーユとヴァドレットの間に遠望できるのはイタリアのオルトラー(3,905m、左)とグラン・ゼブルー(3,851m、右)。写真右端に遠く見えているのもイタリアのチーマ・ディ・ピアッツィ(3,439m)。
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北東側の眺め。写真左端がピッツ・オート(3,246m)、その右隣の平らな頂がピッツ・ケッシュ(3,418m)。右寄りに遠望できる山々はウンター・エンガディン方面です。
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北西側の眺め。スキーヤーが次々に右巻きのコースを滑り降りていきます。後方の山は右がピッツ・ベーヴァー(3,230m)、左がピッツ・スヴレッタ(3,144m)。
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ケーブルカー中間駅のチャンタレッラ(海抜2,005m)まで下り、ここから歩き始めます。案内標識に雪結晶マークの付いているのがウィンター・ハイキングのコースで、このマークがあれば除雪または圧雪してあるので特別な装備が無くても歩けます。目指すは最下段に書かれているパラディーゾ小屋(所要1時間)です。
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初めは舗装された緩やかな上り道。観光馬車が行き交っています。
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十数分でサラシュトラインスに到着。観光馬車はここまで。スキーコースの終点で、数軒のレストランや子供用の広場があります。
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サラシュトラインスから先はスキーコースの脇を緩やかに登っていきます。
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歩行者がスキーヤーの邪魔にならないよう、歩行者専用のトンネルでスキーコースの下を潜る場所もあります。
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右手後方にコルヴィリアへのケーブルカーの軌道が見えます。左上の黄色い建物がコルヴィリアのレストラン。
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歩き始めて30分ほどでジグナールのロープウェイ駅を通過。サン・モリッツ・バートからロープウェイで上ってきて、ここからスキーリフトに乗り継ぐスキー客でごった返しています。
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ジグナールから先は歩行者専用の道で、傾斜も平坦になって静かな散策を楽しめます。眼下にチャンプフェール村の家並みが広がり、半ば凍結しているチャンプフェール湖の向こう側に見える家々はシルヴァプラーナ村。シルヴァプラーナ湖を挟んで正面に見える山がピッツ・ダ・ラ・マルニャ(3,159m)です。
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次第にピッツ・ユリア(右)とピッツ・アルバーナ(左)を正面に仰ぎながら進む道になります。
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別のスキーリフトの下を潜って進みます。上手に見えるスキーリフトの終点がトゥルッツのレストラン。こちらで昼食にするのも良さそうですが、目指すパラディーゾ小屋ももうすぐです。
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2段仕立ての広いテラス席が満員のパラディーゾ小屋(海抜2,180m)に到着。スキーヤーだけでなく、単に食事に来たと思しき毛皮着用のご婦人方も多数。運良く空席が見つかり、焼きソーセージとスペアリブにワインを頼んでセレブ達の仲間入りと洒落込みました。良い値段でしたが、スペアリブは2人でも食べ切れないほどの物凄いボリューム。日差しが暑いくらいで、みんな上着を脱いで食事を楽しんでいました。まさに天国(パラディーゾ)。
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パラディーゾ小屋の横には展望休憩用の高椅子が並んでいます。
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来た道をトゥルッツのレストランの先まで戻り、分岐を右折して折り返すように下り道に入ります。チャンプフェール村を目指して下っていきます。
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左前方に聳えるピッツ・コルヴァッチ。手前は展望台へのロープウェイが発着するスールレイの村。
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チャンプフェール村まで下りてきました。後方の山はピッツ・スールレイ(3,188m)。その手前の森の中に白く見えるのはスキージャンプ台です。近くの「グアルダレイ」停留所からバスに乗ってシルス・マリーアへ戻りました。
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