「夫婦で歩くスイスアルプス」

アインジーデルンからエッツェル峠へ

2004年5月5日。雨天なので、スイス最大のカトリック巡礼地、アインジーデルン修道院を訪ねることにしました。ブルンネンからは電車をアルト・ゴルダウ駅とビーベルブルック駅で乗り換えて約1時間です。修道院はアインジーデルン駅前から大通りを直進した先にあります。

巨大なアインジーデルン修道院の正面。内部も荘厳でしたが、残念ながら撮影禁止です。写真右手前は聖母の噴水で、その背後にあった売店でお土産に小さなロザリオを買いました。レジの神父さんはそのロザリオに聖水を垂らして短いお祈りをしてくださったので感激しました。

アインジーデルン修道院の裏手に出て、東へ歩いていきます。

丘の上から東にジール湖が見えました。面積ではスイス最大の人造湖です。湖の中央に横断橋が架かっていて、手前の湖岸がビルクリ村、対岸がヴィラーツェル村です。

ジール湖畔に出て、湖岸の遊歩道を北へ進みます。

ジール湖の北西端にあたるヒュンダーマット。写真右のブリューメネンには船着場があります。

ジール湖の北側に広がるロブローゼンの湿原の中を進みます。自然保護区になっているようです。

エック村が近づいてきました。ジール湖から流れ出るジール川の畔に家並みが広がっています。

エック村の聖ヨハネス教会の内部。

エック村からジール川の右岸の斜面をトラバースしながら北西方向へ緩やかに登ります。

道が再び牧草地の中へ出てくると、右手にチューリッヒ湖が見えました。手前のプフェッフィコンの町からフルデン半島を経て横断橋を渡った対岸がラッパースヴィールの町です。写真左の島はリュッツェラウ島で、その左にウーフェナウ島も見えました。

エッツェル峠(海抜950m)に到着。チューリッヒ側からアインジーデルン修道院へ向かう聖ヤコブ巡礼道のルートになっていた峠で、写真左奥の建物が聖マインラート礼拝堂。アインジーデルン修道院建立の基になった聖マインラートが当地に棲んでいたとされることにちなんで建てられたものです。右手前は聖人と同名のホテル・レストランですが、今日は休業日でした。

エッツェル峠から北へ30分ほど登ればエッツェル山頂(1,096m)ですが、雨天の今日は眺望も期待できず、峠からアインジーデルンへ戻ることにしました。南へ下り、ジール川に架かる屋根付き橋「テューフェルスブルック(悪魔の橋)」を渡ります。聖ヤコブ巡礼道として既に12世紀に造られていたという歴史ある橋です。写真右の岩に付けられている人物像は、ここで15世紀末に生まれた「医化学の祖」パラケルススのレリーフ。橋の手前にレストラン「クローネ」が建っていました。

「悪魔の橋」から見下ろすジール川。

アインジーデルンの町の北側まで戻ってきました。行く手に修道院が見えます。写真左の建物は11世紀に建立された聖ガングルフ礼拝堂で、アインジーデルンでは現存する最古の建物だそうです。

アインジーデルン修道院の北側の交差点。ここを右折してアインジーデルン駅へ向かいました。


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