投稿者: なおなお
投稿日時: 21/10/14 14:55:59
おーと様、掲示板ご覧の皆様へ
こんにちは…(ちょっとだけ)ごぶさたしておりました。私も中国の話にお邪魔させていただきま〜す。我が家のハネムーンは中国でした。格安の学生卒業旅行ツアーに乗りました。)時は1992年。天安門事件(1989年)の記憶が新しい緊張した北京、西安、上海、桂林を巡りました。1元=10円で、兌換券と言うお金がまだ流通していて、物価も安い時代でした。バスは10分くらいの距離が1円〜2円程度で、名物の刀削麺も30円くらいで食べられました。ただ日本人がタクシーを利用しようとするとかなりのぼったくりが横行していて、同じツアーの人はバスで5円の距離を2000円の請求をされたらしいです。添乗員さんに聞いたところ、「その距離は高くても500円程度。」とのことでした。(びっくり)人民服を着ている人も多く、女性のスカート姿はほとんどありませんでした。ホテルの蛇口から出てくる水の色が『薄い麦茶色』で、お風呂に水をためるとさしずめ『本格的ウーロン茶風呂』のようでして、砂のような沈殿物も混ざっていて歯磨きのうがいもミネラルウォーターを使うように、サラダやアイスなどの過熱していないものは絶対に食べないようにと厳重注意された記憶があります。ドアのないトイレは当たり前で、側面の壁も低い(立つと隣が丸見え)若しくは全くないこともあり(つまり穴がズラッと並んでいるだけ)、ホテル以外のトイレには毎回驚かされました。(だんだん楽しくなって行きましたが…。w笑w)旧正月に西安で爆竹を投げられたことは恐怖を覚えましたが、それ以外は思っていた以上に皆さん気さくでおおらか。ただ声が大きいのと母音が強い言語なので、常に『怒っているのかしら?』とドキドキしてしまいましたが…。1997年頃に再訪した時位は、一気にお洒落な人が増えて、兌換券もなく、物価も少し上昇して目を見張りました。『一日五遊』という万里の長城や遊園地、博物館などを一日かけて回るバスツアーが100円ちょっとで、中国人のバス添乗員(中国語オンリー)、おんぼろのバス(日本なら既に廃車レベルを軽く超えています。)で道の凸凹が薄くなってクッションもほとんどないようなシートに直に伝わりお尻が痛くなりました。(苦笑)日本語を話せる添乗員さんが同行するデラックスバスのツアーは1万円以上もするので、この価格で一日遊べるんですから、もちろん文句はありません。利用している人は中国の旅行者ばかりで、日本人は珍しがられました。集合時間などは漢字で筆談し意思疎通ができましたし、若い方は英語をしゃべることができたのでコミュニケーションもちゃんと取れました。博物館でトラブルがありました。『禁止照片(撮影禁止)』の場所でしたのに『フラッシュ禁止』だと勘違いしてしまいカメラを構えていたら、四面をガチっと警官のような格好の方々に囲まれて「カメラを渡せ!」「撮影禁止だ!」(…と言うようなことをおっしゃっていたと思われます。)と大声で怒鳴られ、凍り付いている私たちの様子に、同じバスに乗り合わせた人たち数人が見方をしてくれて、何やら警官と言い合いをしています。すごい剣幕で今にも殴りかかりそうな様子で、寿命が縮む思いでした。「日本人だから、読めなかったんだろう。許してやれ!」みたいなことを言ってくれたんだと思います。警官の目の前でわざと大きな声で「No Camera!!!」と怒鳴り、警官の姿が見えなくなってからニコッと笑顔を見せてくれた優しい中国のお兄さんの爽やかな笑顔は忘れられませんねー。もし、あのままカメラを渡していたら、フィルムを抜かれる…またはカメラごと没収だったかもしれませんね。(怖)万里の長城では入場券価格が外国人と中国人では4倍くらい違って、同行者から「まとめてチケットを買うから、お前ら二人は口をきかないようにしていろ。」と親切な提案を受け、ドキドキでした。(無言作戦は成功。)中国の方は怖そうに見えるけれど温かいな〜と感動しました。懐かしい思い出です。
…さて、遅ればせながら10月4日(月)〜『復帰訓練』が始まりました。8週間かけて徐々に勤務時間を延ばして行き、つつがなくミッションをクリアできましたら晴れて『復帰』となります。約2年半も休職していたので、完全にスローモードになっている私。しばらくは出勤前はバタバタ…帰宅後はグッタリ…の毎日になりそうです。おーと様や皆様のお蔭で、元気や勇気、たくさんの刺激や感動をいただき、無事、ここまで辿り着きました。本当にありがとうございました。特におーと様の『ドロミーティ3ヶ月』は毎日ブログを拝見し、地図とにらめっこして、コメントして…のルーティーンがかなり脳の活性化となりました。毎日のように継続して打ち込む(集中する)ことから離れていたので、最初のころは画面を見続けることも辛く、目がショボショボしていましたが、中盤から慣れてきたこともあり『頭」と『心』『手』がちゃんと繋がって来て、キーボードを打つスピードもアップしました。かなり楽しい気分でできる『リハビリ』になったのだと感謝しています。7年後の『3ヶ月スイス』目指して、頑張りすぎないように頑張ります!本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いいたします。
追伸:奥様のYouTube、楽しく拝見しています!!!