【エメンタール地方】 アフォルテルン Affoltern im Emmental 〜 ルエック Lueg (約1時間) 地図 エメンタール北部の静かな村アフォルテルンには、ブルクドルフBurgdorfの町とラングナウ村Langnau im Emmentalを結ぶベルン近郊電車「Sバーン」上のハスレ・リュークザウHasle-Rüegsau駅前からバスが出ています。アフォルテルン村の見どころはエメンタール・チーズの展示工房「エメンターラー・シャウケーゼライEmmentaler Schaukäserei」で、チーズ作りの見学ができるほか、チーズ料理を味わえるレストランや即売所等があります。アフォルテルン村から広大な牧草地の中に点在する農家集落を縫って北西方向へ歩いて行くとルエックの丘に至り、ベルン騎兵隊記念碑(写真)が建つ頂からベルナー・アルプスの眺望を楽しめます。丘を西へ下った麓にホテル「ラントガストホーフ・ルエックLandgasthof Lueg」がありますので、眺めの良いテラス席で食事休憩をどうぞ。ここから丘陵地帯を更に西へ辿れば、エメ川の畔に広がるブルクドルフの町まで2時間余りで歩けますが、我が家が訪ねた日は悪天候でしたので、ホテル前の停留所からバスに乗りました。ブルクドルフでは丘の上の旧市街から城郭に上り、眺望と塔内の博物館をお楽しみください。(2015年5月) エッキヴィール Eggiwil 〜 レーミスグンメン山頂 Rämisgummen 〜 ラングナウ Langnau im Emmental (約5時間半) 地図 エッキヴィールはエメンタール南部(エメ川上流域)の中心的な存在の村で、ラングナウからベルン方面行きの普通電車に乗って2駅目のシグナウSignau駅前からバスで行けます。エッキヴィール村のドルフDorfバス停(郵便局前)で下車し、東のハイドビュールHeidbühlの集落を抜けてエメ川の支流ガイスバッハGeissbach沿いの道に入ります。樹林帯の中を登るとウンターシュタインボーデンUntersteinbodenのアルプに出て、この先は眺望の良い草原の丘の上を東へ緩やかに登って行きます。オーバーシュタインボーデンObersteinbodenの農家群を過ぎ、森の脇を通ってヒンター・レーミスグンメンHinter-Rämisgummenへ。ここから尾根上を北へ辿ると山頂のレーミスグンメホーガーRämisgummehoger(写真)です(やや遠回りになりますが、ハイドビュールからガイスバッハ川の南側の丘陵ヒュルリスエックHürliseggとプフィッファー山Pfyfferを経由して登るコースも人気があります)。山頂付近からは南西側にシュトックホルンからニーゼンに至る山々、南にシグリスヴィールグラート連峰からブリュムリスアルプとホーガント連峰を経てシュレックホルン方面、南東側にシュラッテンフルー連峰、東にバイヒレ山やピラトゥスなど、約180度にわたって広がるベルナー・アルプスのパノラマを楽しめます。山頂から尾根を北へ辿った先のガイスハルデンアルプGeisshaldenalpに農家レストラン「エリカErika」があります。ここから西へ転進し、ケーゼルンKäsernとヒュリHülliの農家群を経てホーヴュルツホーガー山Hohwürzhogerの南麓を回り込み、南にラウターブルンナー・ブライトホルン等を遠望しつつヒンターブラップバッハHinterblapbachの農家群を経てスルメットレンSurmettlenの分岐へ。この北側にブラップバッハBlapbachのレストランがあります。分岐を西へ直進すれば1時間余りでエッキヴィール村へ戻れますが、我が家はレストラン前から丘陵の尾根上を北へ進みました。ヘーゲロッホHegelochのトンネルを潜り、ヒュプフェンボーデンHüpfenbodenとオーバーリングンメンOberlingummenの丘を越えてヒンターシャイデックHinterscheidegg辺りまで来ると、レーミスグンメンからは見えなかったバルムホルン方面やユングフラウも遠望できます。更に北上してホーヴァハトHohwachtの丘からトゥループ谷を眺めた後、ツヴィガルテンZwygartenのアルプを経由してラングナウ村へ下りました。(2015年4月) レーテンバッハ Röthenbach im Emmental 〜 ヴュルツブルンネン Würzbrunnen 〜 クーデルヒュージ Chuderhüsi 〜 ボーヴィール Bowil (約2時間半) 地図 上記のエッキヴィール村方面行きバスの終点がレーテンバッハ村です。特に何も無い静かな農村ですが、教会前から遊歩道を北へ辿って30分ほど歩くと、草原の丘に建つ歴史ある教会ヴュルツブルンネン(写真)に行けます。木の温もりが感じられる素朴な内部を見学し、庭からシグリスヴィールグラート連峰やブリュムリスアルプ連峰等の山々を眺めたら、北側にあるレストラン「カーフィ・シェップフリKafi-Schöpfli」で一息入れるのも良いでしょう。更に北上して小さな谷を越えると、ローLoohの集落で車道に合流し、その先のパラディースリParadiesliの集落で左折して草原の丘を登ります。樹林帯の手前を西へ辿ればクーデルヒュージのレストランに至り(日曜にはヴュルツブルンネン経由でここまで来るバス便もあります)、その裏手からゴウヒェレヴァルトGoucherewaldの森に入って数分進むと、大きな木造の展望塔があります。無料の展望所に上ってベルナー・アルプスをはじめとする360度の眺望をお楽しみください。クーデルヒュージの丘を北へ下り、マイエンリートMeienriedの牧畜農家を経て、樹林帯の中の道を下って行くとボーヴィール村に出ます。村の北外れに鉄道の無人駅があり、ベルン〜ラングナウ間の電車に乗れます。(2015年5月) 【インターラーケン周辺】 ハルダー・クルム Harder Kulm 〜 アウクストマットホルン山頂 Augstmatthorn 〜 ハプケルン Habkern (約6時間半) 地図 ハルダー・クルムは、インターラーケンの街から直接にケーブカー「ハルダーバーンHarderbahn」で上れる展望台です。ケーブルカー乗場はインターラーケン東駅の西側でアーレ川を渡ればすぐですが、西駅からアーレ川沿いの遊歩道「ゴルデイ・プロメナーデGoldey Promenade」を散策して行くのもお薦めできます(水門や歩道橋、鉄道橋等を眺めながら30分近くかかります)。ケーブルカーの山上駅から少し西へ歩くとレストランが建つ展望台で、インターラーケン市街やベルナー・アルプスの眺望を楽しめます。ここから折り返すように樹林帯の中へ入って緩やかに登ります。ローテフルーRoteflueの岩壁を過ぎると間もなく樹林帯を抜けてホーレットアルプHoretalpの草原が広がり、右手にブリエンツ湖とベルナー・アルプス、左手にソルフルー連峰・ホーガント連峰・シュラッテンフルー連峰等を眺めつつ、気分良く尾根道を進んで行きます。やがて行く手にスッキトゥーレSuggitureの尖峰(写真)が近づいてきますが、草原の尾根道は見た目よりも歩きやすいので頑張って登り切りましょう。スッキトゥーレ山頂でブリエンツ湖や歩いてきたハルダー尾根Hardergratを眺めたら、尾根道を更に進んでアウクストマットホルン山頂へ。こちらの山頂は比較的広く、座ってゆっくり山々やブリンツ湖の眺めを楽しむことができます。眺望を堪能したら、来た道を少し戻って分岐を右折し、草原の斜面を西へ下ってロンバッハアルプLombachalpのレストランへ下山します。ここからはハプケルン村との間に乗合いタクシーの便が朝夕各1往復あります(1時間前までに要予約)が、我が家はシュヴェンダルミSchwendallmiの放牧場を経由してハプケルン村まで歩きました。木道なんかも整備されていて、左手にハルダー尾根を眺めながら歩ける楽しい道でしたが、ハプケルン村の手前には谷があり、これを越えるのが疲れた足にはちょっと辛かったです(ロンバッハアルプからハプケルン村まで所要約1時間半)。ハプケルン村からはインターラーケン西駅行きのポストバスに乗れます。(2016年9月) ニーダーホルン山頂 Niederhorn 〜 ゲンメンアルプホルン山頂 Gemmenalphorn 〜 ハプケルン (約4時間) 地図 ニーダーホルンはトゥーン湖の北側に位置する展望台の山です。トゥーン湖の北岸を走るトゥーン〜インターラーケン間の路線バスをベアーテンブッフトBeatenbuchtで下車してケーブルカーでベアーテンベルクBeatenbergへ上り(インターラーケン西駅前から出ているベアーテンベルク行きポストバスを利用することもできます)、3連式ゴンドラのロープウェイに乗り換えれば難なく山頂に到着します。山頂からは南側のトゥーン湖越しにユングフラウ三山やブリュムリスアルプ連峰からシュトックホルンに至るパノラマが広がり、北側に見下ろすユスティス谷も印象的です。ここから北東方向へ連なるギュッキスグラートGüggisgratの尾根上に付けられた遊歩道を歩いて行きます。ベンチに座って景色を眺めたりシュタインボックの家族に出遭ったりしながら広い草原の尾根を進むと、途中から緩やかな登り道になって木彫アート作品「光の戦士Krieger des Lichts」の脇を通り、尾根の最高地点ブルクフェルトシュタントBurgfeldstandに至ります。ベルナー・アルプスやユスティス谷をはじめとする360度の眺望を楽しんだら、更に尾根を北東方向へ進んでゲンメンアルプホルンの山頂(写真)へ。ここからの眺望も雄大です。山頂から北側の急斜面を下り、分岐を右折してゲンメンアルプ高原Gemmenalpを東進します。初めのうちは浸食された石灰岩が露出した台地で少し歩きづらいですが、間もなくのどかな放牧場になります。その先に分岐があり、我が家はシュタントStandの尾根を縦走する右手の道を選びましたが、その後の下り道が長くて疲れました。左手の道で尾根の北側を迂回する方が楽に歩けると思います。どちらの道を辿ってもハプケルン村の北外れに下ってきます。村へ出たところに「シュポルトホテル・ハプケルンSporthotel Habkern」が建っていて軽食休憩ができます。そこから北へ少し歩いたツォインドリ停留所Zäundliがインターラーケン西駅行きポストバスの起点です。(2016年9月) インナーエリッツ Innereriz 〜 ジックレ峠 Sichle 〜 ユスティス谷 Justistal 〜 ベアーテンベルク Beatenberg (約4時間半) 地図1 地図2 ⇒ ブログご参照 (2022年8月) イゼルトワルト Iseltwald 〜 ギースバッハ滝 Giessbachfälle (約2時間半) 地図 ⇒ ブログご参照 (2022年8月) トゥーン市街散策 Thun (約1時間半) ⇒ ブログご参照 (2022年8月) スルト Suld 〜 ポッホテン滝 Pochtenfall 〜 アルプ・ブルンニ Alp Brunni 〜 エッシリート Aeschiried (約4時間) 地図 ⇒ ブログご参照 (2022年7月) シュヴァンデック Schwandegg 〜 アルプ・オーバーニーゼン Alp Oberniesen 〜 ニーゼン山頂 Niesen (約2時間半) 地図 ⇒ ブログご参照 (2022年8月) ラムスラウエネン Ramslauenen 〜 ゲーリホルン山頂 Gehrihorn (往復約3時間半) 地図 ゲーリホルンは、フルーティゲンFrutigen辺りを通る電車の車窓から東側に見える、岩肌を白く輝かせてピョコンと尖っている標高2,130mの山です。シュピーツSpiezとフルーティゲンの間にある村ライヒェンバッハReichenbachまで電車かバスで行き、キエンタールKiental行きのミニ・ポストバスに乗り換えます。谷奥のグリースアルプまで乗るハイカーが多いですが、途中の郵便局前で下車。少し谷奥方向へ歩いてから谷底への道を下っていくと、ラムスラウエネンへのリフト乗場があります。レトロなチェアリフトで海抜1,400mまで運んでもらった場所にはテラス・レストランがあり、山々を眺めながら休憩できます。一息入れたらハイキングに出発です。谷奥のグリースアルプに向かったり、反対に谷の出口方向への山腹の道(「ノルトランプNordrampe」と呼ばれる人気のコースでカンデルシュテークまで続いています)を辿るハイカーと別れ、牧草地の脇を直登します。初めは背後の谷の向かいに聳えるドライシュピッツが印象的ですが、そのうちその右側に意外な近さでメンヒが、続いてアイガーが顔を出してきます。牧畜小屋を通り過ぎてリューデリクスRüederigsの尾根に出ると、一気に西側の展望が開けます。眼下のフルーティゲンの街をはじめフルーティック谷が一望できるほか、その右手にはニーゼンとトゥーン湖の美しい眺め。行く手にはゲーリホルンの山頂が西側を鋭くえぐられた姿で迫ります。道は右手が切れ落ちた稜線に広がる草原を気分良く登っていき、最後にやや急な岩場をよじ登ると、360度の眺望が広がる山頂(写真)です。中腹からではシルトホルンに隠されていたユングフラウも全容を現し、ベルナ・オーバーラント三山が美しく眺められるほか、その右手にブリュムリスアルプ連峰、尾根を挟んでバルムホルン&アルテルスとリンダーホルン、更にカンデル谷の右手にはエルジックホルンとその右にヴィルトホルンも遠望できます。山頂で一緒になった犬連れの女性はそのまま尾根道を南下してカンデルシュテーク方面へ歩いていきましたが、我が家は来た道をラムスラウエネンに戻りました。 この地域の手軽に登れる山としては他にエルジックホルンがあります。ブリュムリスアルプ連峰の眺めはエルジックホルンの方に軍配を上げますが、エルジックホルンからはアイガー等が見えないので、甲乙付け難いところです。(2005年9月) グリースアルプ Griesalp 〜 セフィーネン峠 Sefinenfurgge 〜 ロートシュトック小屋 Rotstockhütte 〜 ミューレン Mürren (約7時間) 地図1 地図2 ⇒ ブログご参照 (2022年8月) 【マイリンゲン周辺】 プラーンプラッテン Planplatten 〜 ケーザーシュタット Käserstatt 〜 メギスアルプ Mägisalp (約3時間) 地図 マイリンゲンの北東に広がるハスリベルクHasliberg高原の散策コースです。マイリンゲン市街の奥からロープウェイでロイティReutiに上り、ここからゴンドラリフトを乗り継いで海抜2,245mのプラーンプラッテンに着きます。ターミナルから少し離れた展望台(写真)まで歩くと、リッツリホルンからヴェッターホルン・シュヴァルツホルンを経てブリエンツ湖やブリエンツァー・ロートホルンに至る山々のパノラマが広がります。景観を堪能したらターミナルに戻り、広いカール谷の奥に向かって徐々に下りていきます。道端の草花を眺めたりグロックヒュス(2,534m)の岩山を見上げたりして進んでいくと、約2時間でカール谷の反対側の尾根にあるケーザーシュタットのレストランに到着します。改めてヴェッターホルン等を眺めながら休憩しましょう。ここから更に広い道をカール谷に向かって下りると、ゴンドラリフトの中間駅メギスアルプに戻ります。全行程にわたってヴェッターホルンをはじめとする山々の眺めを楽しめるコースです。ケーザーシュタットまでの前半部分が「ヘーエンヴァンダーヴェークHöhenwanderweg」、後半は「ムルメリヴェークMurmeliweg」と名付けられていますが、後半は森の脇や牧場の中を通るルートで、余りマーモットに会えそうな雰囲気はありません。(2001年6月) プラーンプラッテン 〜 バルマーエックホルン Balmeregghorn 〜 タンネン湖畔 Tannensee 〜 エングストレン湖畔 Engstlensee (約4時間) 地図 プラーンプラッテン展望台から上記と同じ道を歩き始め、間もなく現れる分岐で上記のコースを左に分けて、カール谷へ下らずに尾根道を直進します。こちらは「ホリツォントヴェークHorizontweg」と名付けられたアップダウンの少ない尾根道ハイキングコースで、高度感のある眺望を楽しめます。道はロートホルンが近づくにつれて草花の多いその南斜面をトラバースするように進み、左手に雪渓の残る谷を見送るとひと登りしてバルマーエックホルンに至ります。ここは北にメルヒ湖、南にスーステン峠方面の山々、西にロートホルン、東にティトリスを眺められる展望台。ここから更に尾根道を東へ、左手に放牧場、右手にゲン谷を見下ろしつつ歩いて行くと、グムGummという草地の丘(写真)を経て、タンネン湖に向けて下っていきます。湖の東畔にタンアルプTannalpのレストランがありますので、休憩をどうぞ。ここからは舗装道路がメルヒ湖畔に通じていて(ミニ・トレインが運行されています)、メルヒ湖畔のリゾート村フルットFruttからロープウェイでシュテックアルプStöckalpに下り、そこからバスでサルネン方面へ出ることができます。先へ進むなら、放牧地の中の道を左手にグラウシュトック山を眺めつつ南下し、尾根を回り込むようにして再び東向きの道を辿ると、ホテルの建つエングストレンアルプEngstlenalpに到着します。ホテルの南側の広場の先にエングストレン湖があります。我が家はマイリンゲンに宿をとっていたのでエングストレンアルプからバスに乗り込みましたが、エングストレン湖の東からチェアリフトでヨッホ峠Jochpassを越えれば、トリュプ湖畔Trübseeを経てゴンドラリフトでエンゲルベルクに下れます。(2009年8月) エングストレンアルプ Engstlenalp 〜 セッテリ Sätteli 〜 テリ小屋 Tällihütte (約3時間半) 地図 ⇒ ブログご参照 (2022年8月) トリフトバーン山上駅 Triftbahn Bergstation 〜 ヴィンデック小屋 Windegghütte 〜 トリフト橋 Triftbrücke 周回 (約4時間) 地図 ⇒ ブログご参照 (2022年8月) マイリンゲン Meiringen 〜 インナートキルヒェン Innertkirchen (約2時間) 地図 アーレ川の峡谷アーレシュルフトAareschluchtを歩くコースです。マイリンゲンの街を東に歩いていくとインナートキルヒェン行きの鉄道線路とアーレ川が近づき、山の麓にアーレシュルフトの入口があります。入場料を支払って入ると、狭くて暗い峡谷の岩壁に橋やトンネルで道が付けられていて迫力満点です。峡谷は東へ進むほど幅が広がり、谷の斜面を上ると東側の出入口に出ます。ここから森の中の小道を西側へ戻ることもできますが、前の車道を横切って山を下る遊歩道を辿り、再び線路脇の道を牧草地を眺めながら進むと、静かなインナートキルヒェンの村に到着です。ここから電車かバスでマイリンゲンに戻れます。 アーレシュルフトの迫力ある部分は西寄り半分で、また東側の入口の方が高い場所にあるので、峡谷だけを見るのなら先ずマイリンゲンからバスで東側入口まで行き(※)西側へ戻るルートの方が、楽でかつ印象深くなると思います。(2001年6月) ※【追記】 2003年に地下の鉄道駅「アーレシュルフト東駅Aareschlucht Ost」ができたので、今は電車でこの駅まで行くのが便利です。 ブリエンツァー・ロートホルン山頂 Brienzer Rothorn 〜 プラーンアルプ Planalp (約2時間) 地図 ロートホルン山頂へはブリエンツ駅前から有名なSL登山鉄道に乗って約1時間で到着します。山頂駅から少し登って標高2,350mの山頂に立つと、眼下のブリエンツ湖の向こうに望めるベルナーオーバーラントの峰々をはじめ、360度のパノラマが楽しめます。我が家はシェーンビュールSchönbüelへの尾根道ハイキングを予定していましたが、6月で未だ残雪が多いためか、そちらへのコースは閉鎖されていました。仕方なく下山ハイクに予定を変更したという訳です。上り下りするSL列車を眺めながら草花の咲き乱れる道を下っていくと、山腹の牧場に出ます。ここからは道幅が広がって傾斜も緩やかになり、間もなく中間駅のプラーンアルプに到着です。駅から少し離れたところに小さなレストランがあり、下りてきた山を眺めながらランチを楽しみました。(2001年6月) ブリエンツァー・ロートホルン山頂 〜 シェーンビュール Schönbüel 〜 トゥレン Turren (約3時間半) 地図1 地図2 ⇒ ブログご参照 (2022年8月) ※ 各コースの標題末尾の括弧内は、歩行に要した時間です(施設の見学や休憩等に費やした時間を含んでいません)。 |