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おすすめハイキングコース (43)

【ミュンヘン周辺(ドイツ)】


ヘルシング Herrsching am Ammersee 〜 アンデックス修道院 Kloster Andechs (約1時間)
ヘルシングはミュンヘンの南西に位置する湖畔の村で、中央駅から「Sバーン」8号線(空港方面行きと反対方向)に乗れば直通で50分です(終点がヘルシング駅)。駅前から東へ歩き、車道を渡った向かいに建つホテル「ツア・ポストZur Post」の脇からアンデックス通りAndechsstraßeに入ります。道は教会の丘を廻り込むように南へ方向を変え、緑の美しいキーンタールKientalの谷底を進んでいきます。エアリングErlingの集落に入る手前で左手の斜面を上ると、アンデックス修道院が建つ丘へ通じる小道に出られます。修道院にはロココ調の内部装飾が美しい巡礼聖堂(写真)があり、その鐘楼に昇るとアンマー湖エアリング村等の眺望を楽しめますし、聖堂の前の展望所からもバイエルン・アルプスを遠望できます。この修道院を有名にしているのはここで醸造されているビールで、是非とも併設されたセルフサービスのビヤホール「ブロイシュテューバールBräustüberl」で味わってください。修道院から東へ下った先の停留所からヘルシング行きやトゥッツィングTutzing行きのバスが出ていますので、少々酔っ払っても安心です(歩きたくない方はバスで往復することもできます)。逆に歩き足りないなら、キーンタールの西側の尾根上を辿って眺望を楽しみながらヘルシング村へ戻る道もあります。(2019年4月)



【テーガンゼー周辺(ドイツ)】


テーガンゼー Tegernsee 〜 グムント Gmund (約1時間半)
ミュンヘンの南に位置する湖テーガンゼーは、ミュンヘン中央駅からバイエルン・オーバーラント鉄道
Bayerische Oberlandbahn(BOB)に乗れば1時間余りで行ける景勝地です。列車は連結していたレンググリースLenggries行きの車両(こちらに乗らないようご注意ください)を途中のシャフトラッハ駅Schaftlachで切り離した後、湖の北岸にあるグムント駅を経て東岸のテーガンゼー駅(終点)に到着します。テーガンゼー村とグムント村の間は歩いても1時間余りで、路線バスが走る湖岸道路脇の歩道を歩くこともできますが、我が家は高台の遊歩道「テーガンゼーア・ヘーエンヴェークTegernseer Höhenweg」を歩いてみました。テーガンゼー駅の前から北へ続く緩やかな上り道に入り、右手に高級ホテル「ダス・テーガンゼーDas Tegernsee」、左手にテーガン湖を眺めながら進むと森の中に入ります。これを抜けたところに小さな礼拝堂が建つ展望所があり、湖の対岸のバート・ヴィースゼー村を眺められます。放牧場(写真)を横切って更に北上するとガッセGasseの集落を経て車道を潜り、聖エギディウス教区教会Pfarrkirche St.Ägidiusの脇を通ってグムント村の中心部に至ります。村の北側に歴史のある製紙工房がありますので、ご興味がありましたらお訪ねください。(2019年4月)


テーガンゼー 〜 ロットアッハ・エーガン Rottach-Egern 〜 バート・ヴィースゼー Bad Wiessee (約3時間半)
テーガンゼーの湖畔散策コースです。上記テーガンゼー駅の南側から西へ下って湖岸に出ます。湖岸の遊歩道を南へ進むと村役場Rathausを経てテーガンゼー城Schloss Tegernsee(旧修道院)に至ります。聖クイリヌス教区教会Pfarrkirche St.Quirinusを観た後、ここで醸造されているビールを隣の「ヘルツォークリッヒェス・ブロイシュテューバールHerzogliches Bräustüberl」で味わうのをお忘れなく。向かいの土産物店ではトレードマークの「ビール腹オヤジ」が描かれたグッズを売っています。テーガンゼー城から更に南下すると鮮魚店とヨットハーバーを経て運動公園に至り、ここの湖岸から渡し舟で対岸へ渡れますが、湖岸道路を直進すればカール王子礼拝堂Prinzenkapelleを経てロットアッハ村へ。湖の南東端にあるシュヴァイクホーフ公園Schwaighof Anlageから西へ進めば、聖ラウレンティウス教会Kirche St.Laurentiusの尖塔が印象的なエーガン村(写真)です。テーガンゼー村からの渡し舟が着くを経て西進し、湖の南西端で車道に出ますが、次の分岐を右折してリングゼーRingseeの集落へ。ここからアルトヴィースゼー地区Altwiesseeを経て水鳥が遊ぶ湖岸遊歩道を北へ進めば、温浴センターがあるバート・ヴィースゼー村の中心部に至ります。我が家はここから湖岸循環バスに乗り込みましたが、更に1時間余りで上記グムント村まで歩けると思います。各村の湖岸にある船着場から遊覧船を利用することもできます。(2019年4月)


テーガンゼー 〜 バウムガルテンシュナイト山頂 Baumgartenschneid 〜 ギンデルアルム Gindelalm 〜 ノイロイト Neureuth 周遊 (約7時間)
テーガンゼー村の裏手の山塊を尾根に沿ってコの字形に周回するハイキングコースです。先ず目指すのは南側の尾根上にあるガラウンGalaunリーダーシュタイン小屋Berggasthaus Riederstein。アルプバッハ川の谷や南のシュヴァイクホーフ地区から登る道もありますが、我が家はテーガンゼー村の中央部にあるシュタインメッツ広場Steinmetzplatzから東へ進み、ホテル「ファックラーFackler」の裏手から遊歩道に入って尾根の南側を登りました。リーダーシュタイン小屋の脇から階段状の道を登ると礼拝堂が建つリーダーシュタインRiedersteinの頂に至り、テーガン湖ヒルシュベルク等の山々を一望できます。礼拝堂から樹林帯を東へ下り、ローアコップフRohrkopfから尾根伝いに登ってバウムガルテンシュナイト山頂へ。眺望は更に良くなり、ベネディクテンヴァントゾイエルンシュピッツェからオーストリアのカールヴェンデル山群まで遠望可能です。ここから北斜面を下り、バウムガルテンアルムBaumgartenalmサークフレックルSagflecklの鞍部を経て、クロイツベルクアルムKreuzbergalm(写真)の広々とした草原に出ます。東側の眺望も開け、ヴェンデルシュタイン山シュリーア湖を美しく眺められます。草原を北へ下ってから登り返した先の頂がギンデルアルムシュナイトGindelalmschneidで、その北側のギンデルアルムに下ればレストラン山々を眺めつつ食事休憩ができます。ここから北側に広がる平原を眺めつつ広い道を西へ進み、針葉樹林帯を抜けた尾根に建つノイロイト小屋Neureuth-Hausへ。ここもテーガン湖山々を眺めながら寛ぐのに最適なところです。再び樹林帯に入って尾根を下れば、テーガンゼー村の上手を通ってテーガンゼー駅前へ出てきます。我が家が歩いた日は積雪やぬかるんだ場所があったために歩行時間が長くなりましたが、道の状態が良ければ6時間ほどで歩けると思います。全コースを歩くのが長過ぎるという方は、前半部分または後半部分だけを歩いてサークフレックルからテーガンゼー村かシュリーアゼー村へ下れば良いでしょう。(2019年5月)


ヴァルベルク山頂 Wallberg 〜 ヴァルベルクバーン山麓駅 Wallbergbahn Talstation (約2時間半)
ヴァルベルクはテーガン湖の南東側に位置する山で、ロットアッハ・エーガン村の南外れから山頂直下までゴンドラリフト「ヴァルベルクバーン」が通じています。ゴンドラリフトの乗場にはテーガンゼー村始発のクロイト村Kreuth方面行き路線バスが立ち寄ってくれます。ゴンドラリフトの山上駅にはレストランが併設されていて、すぐ近くにはステンドグラスが美しい礼拝堂(写真)もあり、付近からはテーガン湖とその東のバウムガルテンシュナイト、西のヒルシュベルクロスシュタイン等が一望できるほか、ツークシュピッツェホーエ・ムンデビルクカールシュピッツェをはじめとするカールヴェンデル山群、更には遥かホーエ・タウエルン方面の峰々まで遠望できます。山上駅から20分ほど登れば十字架望遠鏡が設置された山頂に達し、東側のヴェンデルシュタイン方面や手前の山に隠されていたグッフェルトシュピッツ方面等を含めて360度の眺望が広がります。礼拝堂の脇から南へ下ると、ゼッツベルクとの鞍部に旧ヴァルベルク小屋Altes Wallberghausがあり、その手前から東のズッテンSuttenや西のクロイト村への下山道が分岐していますが、我が家は北西側の尾根を下って「ヴァルベルクバーン」の山麓駅へ戻りました。残雪の無い季節ならゼッツベルクを経由して尾根伝いにリッサーコーゲルへの登頂を目指すのも面白そうです。(2019年5月)


ヴァルベルクバーン山麓駅 〜 エンターロットアッハ Enterrottach 〜 ロットアッハ・エーガン (約2時間)
上記「ヴァルベルクバーン」の山麓駅の前から、ヴァルベルクの北麓に沿って東へ延びる遊歩道に入ります。森の中の分岐でロットアッハ村への近道を左に分け、左手にグロックナーゼーGloggnerseeという池とウンターヴァルベルクUnterwallbergの集落を見送ると、行く手にリンナーシュピッツの頂が見えてきます。聖母子像の小さな祠を過ぎると間もなく舗装道路(写真)に出て、その先がホテル「アルムホーフAlmhof」のあるエンターロットアッハです(ここまで所要約1時間)。ここから路線バスに乗れますが、我が家はロットアッハ川沿いの遊歩道を辿り、ロットアッハ村中心部まで歩いて戻りました。左手にヴァルベルクヒルシュベルク等の山々を眺めながら、気分の良い散策でした。(2019年5月)


クラム Klamm 〜 シュヴァルツェンテン・アルム Schwarzentenn-Alm (往復約2時間)
テーガンゼー駅前始発のバスに乗り、クロイト村を過ぎた先のクラム停留所で下車します(クロイト村止まりのバスもあるので要注意)。停留所の北にある駐車場の奥からシュヴァルツェンバッハ川Schwarzenbach沿いの林道を北へ緩やかに登ります。間もなく現れる分岐で川の右岸(西側)に続く遊歩道にも渡れますので、往路と復路で別の道を歩くと良いでしょう。どちらも美しい針葉樹林の谷を進みますが、林道の方は木彫作品が並べられた広場の先でレオンハルトシュタインLeonhardstein方面への登山道を右に分け、その後ブッフシュタインBuchstein・ロスシュタインRoßstein方面への登山道を左に分けると、間もなく平原が広がってその中央に建つシュヴァルツェンテン・アルムの農家レストラン(写真)に至ります。ここで軽食休憩した後、北へ直進すればテーガン湖西岸のバート・ヴィースゼー村へ下れますが、我が家は来た道をシルデンシュタインSchildenstein等の山々を眺めながらクラム停留所まで戻りました。夏〜秋なら更にブッフシュタイン・ロスシュタインやレオンハルトシュタイン等への登頂を目指すのも良いと思います。(2019年5月)


クラム 〜 ジーベンヒュッテン Siebenhütten 〜 クロイト Kreuth (約2時間半)
ジーベンヒュッテンはクロイト村の南に位置する山間の素朴なレストランです。レストランと同名の停留所でバスを降りて歩き始めるのが近道ですが、我が家は上記のクラム停留所からヴァイスバッハ川Weißbach峡谷沿いの遊歩道を辿ってジーベンヒュッテン停留所まで歩きました(隣のバス停なので所要約30分)。ここからヴァイスバッハ川の支流に沿って南へ進むと、やがて前方にブラウベルゲ山脈が近づいてきて、渓流沿いに建つジーベンヒュッテン(写真)に到着です。テラス席で森林浴を楽しみながら軽食休憩をどうぞ。帰路は川の右岸(東側)の遊歩道を辿ると、左手にゲルンベルクコップフの岩山や養魚場を眺めた後、歴史ある鉱泉保養所「ヴィルトバート・クロイトWildbad Kreuth」に出てきます。向かいにレストラン「アルテス・バートAltes Bad」があって、ここでも休憩ができます。舗装道路を辿って坂道を下ればバス停に出ますが、我が家は更にヴァイスバッハ川沿いの遊歩道を北上してクロイト村の中心まで歩きました。レオンハルトシュタインブラウベルゲ山脈を眺めながらの気分の良い散歩道でした。夏〜秋ならジーベンヒュッテンから更に谷奥へ歩き、ケーニヒスアルム小屋Königsalmやシルデンシュタイン山頂を目指すこともできます。(2019年5月)


シュピッツィングゼー Spitzingsee 〜 シュテュンプフリング山頂 Stümpfling 〜 フィルストアルム Firstalm 〜 シュピッツィング峠 Spitzingsattel (約3時間)
テーガン湖の東にはひと回り小ぶりなシュリーア湖Schlierseeがあり、北岸のシュリーアゼー村には美しい教会やお洒落なカフェ等が建ち並んでいます。ここにもミュンヘンからBOB鉄道が乗り入れているほか、テーガンゼー村からのバス便もあります。ここから南行きの別のバスに乗り換えると、ノイハウス村Neuhausを通り抜けて山の斜面を上り、シュピッツィング峠を越えて山中の静かな湖シュピッツィングゼーに到着します。夏なら東へ上るゴンドラリフト「タウベンシュタインバーンTaubensteinbahn」を利用してロートヴァント山Rotwand方面のハイキングを楽しみたいところですが、我が家が訪ねた5月初旬は未だ残雪がいっぱいでしたので、歩いて楽に登れる西側の稜線を目指しました。シュピッツィング湖南岸から西へ少し登るとチェアリフト「シュテュンプフリングバーンStümpflingbahn」の乗場があり(夏ならこれを利用して稜線上まで歩かずに上れます)、その裏手から林道に入って針葉樹林帯をジグザグに登ります。チェアリフトのケーブル下を何度か潜ると稜線上の山上駅(写真)に至り、シュピッツィング湖をスッキリ見下ろせます。夏なら隣接するレストラン「イェーガーヒュッテンJägerhütt'n」で休憩してから尾根を南へ辿り、ロスコップフRoßkopfに登頂すれば360度の眺望を楽しめると思います。山上駅から別のチェアリフト「ズッテンバーンSuttenbahn」で西のズッテンへ下ることもできますが、我が家は北西側の尾根上にあるシュテュンプフリング山頂を経由してから北側のスキーゲレンデを歩いてフィルストアルムに下りました。ここにはレストラン「ウンテレ・フィルストアルムUntere Firstalm」と、その少し上手に建つオーベレ・フィルストアルム小屋Obere Firstalmがあります。舗装道路を辿ってフィルスト谷Firstgrabenを東へ下るとシュピッツィング湖の西岸に戻ってきます。直進するとシュピッツィングゼー小屋DAV Haus Spitzingseeを経てイェーガーカンプ山が迫るシュピッツィング峠のバス停に至ります。(2019年5月)



※ 各コースの標題末尾の括弧内は、歩行に要した時間です(施設の見学や休憩等に費やした時間を含んでいません)。

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